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昨年を中心に「高齢者による交通事故」が大きくニュースなどで報じられ、社会問題化している状況であ
る。高齢者が運転する車が、コンビニや病院に突っ込む事故が多く報じられているので、記憶に新しいと
思う。
今日、納品のため、あま市へ向かっていたところ、大治町内の信号機のない交差点で、しばらく停車して
いる高齢者ドライバーに遭遇。
横断歩道があるのだが、歩行者の姿も見つからない。理由があると思い、しばらく一緒に停まっている
と、やっと発進。
右手のコンビニに駐車した。私もコンビニに立ち寄りたかったので、一緒に駐車場へ。
躊躇したが、思い切って声をかけてみた。「体調は、大丈夫ですか」
少し会話をし、停車していたことについて聞いてみたところ、80歳代と思われるの男性は、「交差点の信
号は、赤だったので停まっていた」とのこと。
信号機のある交差点から、手前に50mほど離れている。私の車は、ワゴン車なので、セダンより見通しが
良く、交差点から渋滞していることはなかった。
しかし、特にそういったことには触れずに、会話をやめた。
世間では、「高齢者は運転しない方がいい」とか「免許を返納するべきだ」と感じている人もいるかと思
うが、実際には高齢者による交通事故は、警察庁の平成27年のデータでは、減少傾向にあるようだ。
データでは、10歳代の事故が一番多く、次に20歳代となっている。
ただ、高齢者の事故では、アクセルとブレーキの踏み間違いやハンドル操作のミスなどが目立つ。
アクセルとブレーキの踏み間違いが、重大な事故につながっていると思われる。
自治体などで、免許の返納を推進するところもあるが、地域事情によっては厳しいと思われる。
大治町においてもバスしかなく、総合型のショッピングセンターが遠方に開店し、地元に商店街がないた
め、普段の生活習慣からは特に厳しいと思われる。
石川県珠洲市では、金沢大学との共同で、自動運転知能の高度化を進め、その後、数年かけて段階的に実
用化を目指していくとの動きがある。
高齢化が進む中で、自動運転システムも含めて、次のステップへ急務である。
私たちもいつかは高齢者になる。今のうちから、高齢者になった場合、運転をどうしていくべきなのか
を検証しなくてはならない。
若い世代と高齢者と思いやれる相互の理解が不可欠である。
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