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【写真】グッズ販売にも列が―。人気の高さがうかがえる。
先日、大治太鼓尾張一座による定期公演が、日本特殊陶業市民会館(旧名古屋市民会館)にて開催され、
私も町長とともに会場に見に行きました。
毎年、開催される定期公演。会場は、ほぼ満席。人気の高さがうかがえます。
町内だけでなく、町外からのお客さんもたくさんいました。
尾張地方、現在の愛知県海部郡には、神社の祭礼に五穀豊穣と人々の安全を祈念して、金色に輝く屋形神
楽を引き出し、勇壮に太鼓を打ち鳴らしながら村々を引き廻る風習が伝えられている。その際に打ち鳴ら
されます太鼓の打法が、「神楽太鼓」です。
この神楽太鼓を基に、先人たる太鼓の名手達が、桧造りの撥(ばち)を独自の指使いを以って車輪の様に
回転させたり、ひらりと舞わせるかのごとく空高くに向けて飛ばしたりしながら、太鼓を打つ打法を編み
出しています。
この打法が、現在の大治太鼓尾張一座のルーツとなっております。
なので、太鼓の壮大さや繊細さだけでなく、打ち手の高度な撥さばきには、感動を覚えます。
子どもから大人まで、幅広い年齢層が打ち手として太鼓に関わっており、大治町の新しい伝統芸能が根付
いてきています。
また、伝統を重んじるだけでなく、既成の概念にとらわれない新鮮な音域と豊かな発想から生成し得る、
独自の創作的可能性も秘めています。
今年の公演のテーマは「相舞(あいまい)」
相舞とは、能でつかわれる手法で、二人以上の演者が同じ舞を同時に舞うことをいい、連舞(つれまい)
ともいいます。
そのテーマに従って、今回は、太鼓による演奏だけでなく、激しく打ち手が舞う姿があり、とても優雅で
迫力がありました。
大治太鼓尾張一座ならびに保存会の益々の発展とご活躍を祈念し、激励の言葉としたいと存じます。
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