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中学生になると、日本のほとんどの学校が、学生服になる。
中学に通うようになった子どもの登校姿を見て、私の頃と大きく違うのに気が付いた。
もともと、学生服が導入されたのは、昭和20年代で、物資不足のころ、子どもが日々の服装を気にせず、
学校に行きやすいようにと、当時の文部省が「標準的な服の導入を」と提案したという。
特に法的な根拠はないようだ。
また、教育の場に貧富の差を持ち込まないというのも、理由のひとつ。
手で触ってみたが、明らかに当時と違う。
抗菌、瞬間消臭、形態安定、洗濯機で丸洗いOK、撥水、UVカット、ストレッチ素材…
スゴイな。30年以上経過して、繊維も進化していることに驚いた。
■学生服
今…襟元の白いカラーがない―
襟元が崩れないようにカラーがあると思ったが、昔は白いシャツは高級だったので、シャツを着ている人と着ていない人との区別がつかないようにしたと、何かで聞いた。
昔…プラスチック製の白いカラーがあった。割れると首にひっかかり、とても辛かった。
今…生地が伸びる―ストレッチ素材だという。
昔…擦れてすぐに光沢が出てしまった。
■学帽
今…ない。何も被らない。ただ、自転車通学者にヘルメットがある。
昔…学帽があり、被って学校に通った。
■鞄
今…学校指定のリュックのみ。機能的だ。
昔…革製の学生鞄。本革でとても重かった。
あとは、補助バッグ。常にふたつ持って登下校。
■頭髪
今…特になし(ただし、校則に準ずる)
昔…男子は、全員丸坊主。女子は、おかっぱ。
■自転車
今…遠方者は、自転車通学可。
昔…全員、徒歩通学。
■その他
今…ほとんどが、同じ制服。
昔…しゃれっ気が出てくると、短ランや長ラン、ボンタンズボンなど、奇抜な恰好を好んだ。
また、裏地やカフスなど、こだわったりした。
う〜ん。45人学級から35人学級など、いろいろなことで、違いはもっとあるはずだが。
今が良くて、昔が悪い… ということばかりではないと思う。
兎にも角にも、時代とともに移り変わっていく。学生服だけでもこれだけ違うとは、いやはや。
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