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蟹江町産業文化会館にて、第2回目となる海部郡町村議会議員研修会を行った。
今回のテーマは、「質問力を伸ばし、議会力に活かす」である。
■第1部 講演
内容/質問力を伸ばし、議会力に活かす
講師/土山希美枝氏(龍谷大学 政策学部 教授)
一般質問は政策の資源である―
この言葉とともに、始まった議員研修会。
第1部では、議員の華と言われる「一般質問」のやり方を課題として、よい質問とはどういうものか、現状の一般質問はどうなのか、各議員の質問を今後、どう活かしていくのか。などを教授の講演を聞きながら検証を行った。
二元代表制の中で、監査機能を持った「監査質問」と政策提案機能を持った「政策提案質問」を意識しながら、行政と問題意識を共有し、課題解決のための方策を導き出すことが重要である。
私は、事務事業評価など、監査機能に対する質問は、「性善説」から、政策提案は「性悪説」からの観点で、質問を行うようにしている。
簡単にいうと、監査機能は疑ってかかる、政策提案は希望を描く、ということである。
※性善説
善を行うべき道徳的本性を先天的に具有しており、 悪の行為はその本性を汚損・隠蔽することから起こる説。
※性悪説
善の行為は後天的習得によってのみ可能とする説。
やはり、重要なのは、現場で聴く声である。どんな問題にも必ず、現場で行っている。
そんな現場の意見を集約し、行政の現場と比較してみる。
そして、課題解決の手法を模索し、議論を通じて、問題意識を共有し、納得にたどりつかせる。
■第二部 グループワーク
「思っていたような答弁が引き出せなかったと感じた過去の一般質問」を素材に討議
第二部では、議員が過去に一般質問を行った内容をもとに、グループに分かれて検証を行った。
議事録を参考に、質問に対して行政の答弁はどうだったのか、どんな回答が得られたのか。
そして、その後、どうなったのか。などである。
実際により良い質問にするために、こういった切り口から質問を行ったほうが良かったのでは。
行政が、こういった答弁をしたなら、今度は、こんな角度で質問をしたほうがわかりやすかったのでは。
などと、具体的に6人のグループで、意見を出し合った。
より実践的な研修で、他の議員からいろいろな意見が出されたため、たいへん参考になった。
今後は、仲間の議員ともに、このグループワークで培った内容を参考に、勉強していきたいと思う。
しかし、「行動は、言葉よりも雄弁なり」という諺があるように、質問をうまく行うだけが、議員活動ではない。
やはり、行動で示すことがなによりも重要であると考えている。
丸一日の研修で、本当に参考になった蜜の濃い内容だった。
昨今、議員の資質が問われる現状の中、どうしたら住民の負託に応えることができるのか。
議員力を向上させることにより、議会力を高め、住民の福祉向上に努めていくのか、これからが重要である。
魅力があり、信頼される議会に、今後も精一杯、邁進していきたい。
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議会
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海部郡町村議長会主催の議員研修会が、蟹江町産業文化会館にて行われた。 |
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議員全員が一堂に会し、協議を行う全員協議会を行った。
全員協議会は、的な根拠のない事実上の会議である。町村議会では、その必要性から議会が開かれている会期中はもちろんのこと、閉会中においても相当程度開かれているものである。
さて、全員協議会では、熊本地震に関する対応について話し合い、義援金を送付することを決定した。
過去にも東日本大震災や中越地震でも義援金を送った経緯があり、今回も、義援金という形で支援を行うこととした。
また、後期高齢者医療の運営は、広域連合として愛知県で行われているため、その内容のチェックについて、広域連合議会が存在している。
県内の議会議員から選ばれた議員で構成され、広域連合の法律ともいえる条例を制定・改廃したり、予算を定めたり、一定額以上の契約や財産の取得・処分などの審議・決定を行う機関である。
海部地域の定数は、2人である。大治町議会から、織田議長を選出することを決定した。
海部郡議長会で進められている「タブレット議会」
今すぐに導入は、厳しいものの今後の議会運営で必要となるため、プロジェクトチームを編成し、調査・研究を行うこととした。
若い世代にかたまることなく、広い年齢層でチームを編成した。
「タブレット議会」の導入に向け、明日、海部郡議長会で研修をすることとなっている。
議会改革を推進し、信頼される議会づくりを目指していきたい。
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3月議会の報告を町民に届けるための「議会だより」の編集を行う議会広報特別委員会を招集した。 |
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大治町役場で、防災会議が行われ、議会から議長、副議長と所管の総務教育常任委員長が出席した。
防災会議は、災害対策基本法に基づき設置される常設の会議で、災害対策に関する計画、情報収集、災害応急対応にかかわる機関の調整を行うものである。
議会以外からは、管轄の消防長、津島警察署、自主防災組織の代表、消防団長、福祉団体の代表など、幅広い層が出席した。
今回の防災会議は、町が作成した「大治町防災計画」の見直しのためである。
風水害や大地震が発生した際、どう対処すべきかなど明文化された内容の見直しである。
町から修正点を聞いたのち、各委員から意見が述べられた。
自主防災団体の女性から、災害時のペットに対する質問が出された。
確かに、今やペットは、家族同然である。ペットとともに災害時に避難所に避難した場合の対処など検討すべきと意見が出された。
言うとおり、ペットに関することは重要な課題である。私では、あまり気にならなかったが、大いに気づかされた質問だった。
防災系行政無線の更新や避難所の発電機設置など、町は、災害対策に大きく力を入れている。
ただ、「自分たちの命は自分たちで守る」ことがやはり重要であるので、ソフト対策に力を注ぎ、地域で守り合う環境づくりが重要である。
今後も自主防災組織の構築に努め、災害に強い地域づくりに取り組んでいきたい。
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