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六月に突入しました。

5月の印象的な出来事といえば、クレヨンしんちゃんを4本観たことでしょうか。
“オトナ帝国”“戦国大合戦(以下“青空侍”)”“ヤキニクロード”“カスカベボーイズ”です。
原恵一監督のラスト2作品と、水島努監督の2作品です。いまのところ、ムトウ監督作品は興味なし。

この4作品のうち、“青空侍”には別段強い思い入れを抱いてしまい、
言いたいことがたくさんあるので、今回は割愛。
とりあえず、富野が原恵一監督をライバルと言ったことがあるらしいのですが、大いに納得。
ここで、宮崎の名前を出さないのは流石。
そりゃ、興行的には宮崎には遠く及んでいませんが、
正直、中身を比べてしまったら、原監督や富野に対する冒涜みたいに感じてしまいます。
いや、宮崎もメジャーになりすぎて、思うように作品が作れていないのかもしれませんが、
とりあえず、90年以降の宮崎に目新しさはありませんし、
使い古しのネタは、もはや魅力を全く感じません。
かといって、千とかは、どーでもいいとしか感じられないし。
DVDが赤かったのは、ネタ的に楽しかったですがwwww

さて、いい感じに例によって、毒をはいたところでクレしんの感想なんぞ。
まず、

オトナ帝国

“これは、ホントに泣ける。”“大人は思い入れが強い作品だ。”
そう聞いていました。
私の年代では、高度経済成長の頃というのは、当時の映像などでしか知らないので、
作中で表現しようとしていた時代の“匂い”を映像から感じることはできませんでした。
それでも、我々の親くらいの世代が観れば、懐かしいと感じるかもしれない、
と、思う程度の想像はできましたが。

ヒロシの回想から、しんのすけが水虫に冒された靴の臭い(現在の匂い)を嗅がせて、
現実に引き戻すシーンは、ホント涙腺決壊寸前でしたが、
基本的に、バブル世代、高度経済成長というものに懐疑的な私は、
そこまで強い思い入れは持てなかったです。
ここもあまり言及すると、2万文字程度は軽く書いてしまいそうなので割愛しますが、
そういった、事実としての過去を受け入れずに、
ただ主観に基づいて、当時に立ち返る行為には強い嫌悪を覚えてしまいました。
事実、ヒロシたち大人は自分の子供たちでさえ、敵と見なしていましたし。
そして言いたいのが、敵の親分の『現在は駄目だ。あのころは良かった』的な発言。
ならば私は言いたい。
当時からすでに腐敗していた。経済成長に浮かれて、みんな腐臭に気づこうとしなかっただけだ。

たとえばだ、
少年犯罪の凶悪化?低年齢化?
そんなの嘘っぱちだ
殺人などの少年による凶悪事件は親の世代以前からいくらでも転がっていた。
むしろより凶悪であったと言って良い。
で、ゲーム脳?アニメ・漫画の影響?
そんなの及びもつかないくらい基地外じみたいわゆる文学作品は、それこそ無数にある
逆に、『ならば、文学に多く触れた世代は、異常性癖者や犯罪予備軍ばかり
という屁理屈さえ通りかねない道理を、恥じることなく公言する輩が多すぎる
(いや、まんざら屁理屈でもないんですがねw)
酒鬼薔薇聖斗の例を挙げれば、犯人が漫画好きだったという事実から、
その影響によるところが強いという推測をおおっぴらに流し、それを真に受けた視聴者や、
視聴者にこびた評論家やメディア(もし本心からそう思っていたのなら、ただの無知か低脳)が
以来、すぐその影響を述べることで職務を果たしつもりになる。
もはや、知性を疑うようなレベルでの悪循環だ。
で、PTAなんかは、アニメや漫画に対してクレームをつける。
クレヨンしんちゃんがPTAの目の敵にされているのは公然の事実だが、
子供に与える影響力を理由に、
もしもクレヨンしんちゃんが『子供に見せてはいけない』とされるのであれば、
地上波で流されている全TV番組(NHK含)の8割程度は
クレしんと同程度以上の年齢制限をもうけるべきであり、
その多くは犯罪者育成プログラムであろう水準と思える。
というか、毒こそ前面に出しているが、そこに悪意がないことを理解できないのか?
本質を理解することを避け、わかりやすい手頃なスケープゴートに仕立て上げて、
正義を気取って、攻撃を仕掛ける行為は、それこそ悪意としか思えない。
そういう悪意の下で育てられる子供に心底同情する。

ちょっと話がそれた。戻します。
腐った屋台骨を元に積み重ねられた現在だからこそ、
Yesterday Once More(だっけ?)が嫌悪し絶望した現在が存在するに他ならない。
安保やら、全共闘やら、アジに乗せられて、
意味もわからずにデモを行って、暴れて、政治に参加したつもりになって、
確固たる理念も正義も持ち合わせずに、そのようなただの犯罪に手を染めておきながら、
個人としての総括すらままならずに、親となった厚顔無恥な人間が、
潜在的Yesterday Once Moreではないのか。そう思えてならなかった。
ここでいうYOMとは、作中のようなある種のテロ組織ではなく、
先にも述べたような、自らを省みることなく、自身と過去をを美化した上で、現在を語り、
また、親を気取っておきながら、ほとんどやりたい放題生き、
残ったツケを子供に回すという、典型的にして総体としての大人像なんですけどね。
(注)共闘『総括』だからといって、粛清を求めているわけではないですが......

もちろんこれは私の偏見の強さがそう思わすだけであって、
実際人気のポイントというのが、
親となって忘れかけていた一昔前へのノスタルジー
だというのもなんとなくわかるんです。
実際、ヒロシはしんのすけという現在のために再び動き出すわけであるわけだし....。


なんか、怒りがこみ上げていろいろ書きすぎた。
少しだけヤキニクロードでも観て、癒されてから眠りにつくことにします。
水島監督作品についてはまた今度w

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