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地元ブランド肉に『津軽愛情豚』という豚肉があった。
我が家では、その豚肉の存在を知ってからというもの
ずーっと、豚肉はその『津軽愛情豚』だけを食べ続けてきた。
そのへんのドコにでも売っているような国産豚肉と変わらない安価にもかかわらず
本当に柔らかく、しかも美味な肉で
食卓に上がり、食べるたびに欠かすことなく必ず
「こんな美味しい豚肉を生産して下さっている方々よ、ありがとうございます」
と思っていた。(嘘ではありません。本当です。)
美味しいので
「生産者の方よ、もう少し価格を上げて儲けてくれよ・・・」
と、なんだか申し訳ない気持ちにもなるほどであった。
肉のよしあしは、単純に焼いて塩で食べればよくわかる。
我が家の食卓に上がるその豚肉料理ナンバーワンは
単に塩胡椒で焼いたものだった。
そんな超シンプルな食べ方で飽きもせず食べていた。
裏切ることなくその豚肉は、常に美味だったのだ。
その豚肉を、最近見なくなった。
単純に取り扱いが無くなったのだろうか?と思い
そのスーパーでは取り扱いがなくなったとしても取り寄せられないだろうか?
と問い合わせたところ、なんとも悲しいお知らせが待っていた。
「生産者が、養豚をおやめになってしまったんですよ。」
・・・スーパーの人(←本部に問い合わせたのだ)は親切に
その生産者の方がおやめになった事情も教えてくださった。
残念でならない。
本当は、生産者の方々にいつか直接言えたらいいなと思っていたけれど・・・
「津軽愛情豚をありがとう!
美味しい豚肉をつくって下さった事に
本当に感謝しています!」
本当に美味しかったんだよ。
ずっと食べて生きていきたかったな・・・。
ちなみに内容は書かないけど
おやめになった事情を聞いて、実はボタボタと泣いた。
自分でもたかが肉に何故そこまで???
って思うくらいなのだが
よく考えたら実は、当然の涙なのかもしれない。
だって今までずっと食べてきた豚肉
私の血肉の何割かは、その豚肉で出来ているのだ。
自分でも自分を笑えるくらいのこの喪失感・・・。
でも本当にありがとう。「津軽愛情豚」
生産者を訪ねて行って御礼を言いたかった。
何かのはずみで生産者の方がこのブログを見て下さる機会があることを祈る。
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