ネコの道草

83歳のネコブログです。

仏教

[ リスト ]

日日是好日

私の住む近くの土地に、昭和29年春〜同年秋に掛けて建てられた養老院(老人養護施設)をA建設より、大工の手間工事を孫受けの様な形で、三棟建てたが、其の内の一棟を受け持ち、建ち上げた事がある。
それから暫らく後になってから、岐阜県知事、平野三郎氏の揮毫による「日日是好日」の碑が出来て玄関脇にあったが、あれから幾星霜、付近も整備され、木造の建物も取り壊されて改築され、あの碑は何処へ行ったのだろうと、思っていた所、昨日散歩がてら、近くを通ると其の碑を見つけた。私の若い時代から好きな語録であり、久振りで再会した碑なので、懐かしくて写真を撮ってきた。

イメージ 1


私の大工は祖父の代からの受け継ぎで此仕事は好きで始めたが、師匠でも有った父に早く死に別れた事も会って、現実仕事は好きだけでは、簡単に仕事にならず、色々困った時には、「日日是好日」を勝手に解釈して何とか切り抜け様とした。

当時はまだ、半人前ぐらいしか出来なかった大工だったが、でも、大勢のベテラン先輩大工の仕事を盗み取り、大工工事を完成した時は「是好日」の実感を味わったが、反面職人仕事の知識や技能不足の事もあって、行き詰まってしまった時には、途方に暮れた。そんな時に「是好日」の来る日を待ちながら、仕事の行き詰まりの糸を、解して行った。一生に沢山こんな良い日を持つ事が幸せだと思っていた。

近頃になってから、この言葉は自分勝手に都合の良いように、考えていたと思う様な気がする。
特に昨年暮れから、今年に掛けて雪降りの寒い日ばかりで、寒がりの老人には「是好日」の日が少ない。毎日そんな事考えて居たが、しかしこれを「是好日」と喜んで居る人も沢山あった。
「スキー場のお客や若者達、それに関連する業者」等。人工雪に頼らなくても次々新しい雪の追加もあり、この人には(良い日)と言う事しょう。

普段自分中心の損得勘定の物差しばかりで考えるのが普通のようだが、失敗や、不幸な病気の体験や人生の落ち込みなどの、貴重な体験から出た、悪い日がそのまま良い日に転換して、喜べる日が「日日是好日」で毎日がいい日になるのだろう。
或る寺の住職がそんな様なこといっていた。

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事