ネコの道草

83歳のネコブログです。

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幽霊

 
私の子供の頃(小学校5年生以上高等科2年まで)の頃には、夏休みの内の行事で2、3回の合宿肝試しが有った。特に各地域で行う合宿肝試しは、高学年の者の指導で、肝試しをするのだが、宿は寺本堂か分校の教室で、食事は先輩達が川で取った鮎や小魚などで、普段食べた事の無いご馳走で嬉しかったが、其れが終わると早速肝試しになる。深夜(11時頃)に成るまでの時間稼ぎで、先輩達の語る怪談は、聞かない訳には行かず、「四谷怪談」や「番町皿屋敷」と言った歌舞伎から取った怪談や、出る場所指定した幽霊話であった。
 
肝試しに行く場所は(1)火葬場又墓場 (2)寺本堂の裏 (3)人の寄り付かない淵、一週等で、腰抜けのレッテルが貼られるのが嫌で仕方なし(2)へ行くが、生来の腰抜けには最も嫌な行事でした。それから後青年になってもまだ、先輩の語った、狐タヌキのお化け話や、幽霊話が身に染み付いて、未だに腰抜けです。
 
話は変わり昭和20年終戦になり、学校教育も変革されて今までの小学校高等科2年で終了が、中学3年となり、当然教室不足が出てきます。戦災で都市が焼け野原に加えて、学校建築や増築が増えて、セッチン大工でも大忙しの時代でした。父が大工棟梁(とうりょう)で、或学校の新築を請負、私も父に付いて仕事をしました。
終戦間もない頃で、その日の食料すら満足に無い時代。全ての仕事は手作業ばかりで、校舎、屋敷作りも傾斜の畑地をスコップやツルハシで手堀して、モッコへ土砂入れて二人で担いで整地しました。
 
と、或る日ツルハシで小高い土盛を掘り起こすと、人骨が沢山出てきた、作業は一時中止、寺より僧侶を呼んで懇ろに供養して、祀りその場所は何処だったか、も解らなくして、その歳の内に校舎建前を終わりました。
 
大工作業も鉄工用の電気ドリルを木工用に改造したのが一丁あるだけで、当時電気も不足していたが、電源は特別に申請して定額料金で払って使っていた。釘もボルトも、何もかも無い無いの時代でしたが父が大工組合の組合長をして居た事と、村会議員や村長の計らいで何とか完成した。
 
(この学校現在は取り壊されてありません)
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所が新春3月中頃になり、新入学の生徒も決まり開校式間近になると、何処から出たか解らない噂で
「此学校から幽霊が出る」「青白い火の玉見た」とか、言う噂がコッソリ囁かれ始めた。私は人骨が堀出された事聞いて知っていたのでヤッパリか〜〜と思って居たが、地元村会議員から、「新任の先生が来なくなるからその話、言触らすな」と口留めされる。特に雨降りの夜更けになると青い炎が出ると言う。
 
腰抜けでも、埋葬された人骨なら、それに雨が当ってリンが燃えるぐらいの事は知っていたが、当然確かめに行く勇気はない、満州開拓団から帰ったMさんが雨降りの闇夜を選んで、行って遠くから暫く見ていると成る程
 
出た〜〜
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一度引き返したが、二度と寝付けない、もう一度挑戦して見ようと、木刀や刃物持って身支度して出かける。闇夜で辺りは道も畑も区別が付かない、近づくともう火の玉は出ない、帰ろうかと思い背を向けた途端青白い光が背後から落ちて消えた。意を決して落ちた其の上を見上げると次の集落へ行く3本の送電線が山の麓にあった。終戦後でまだ物資の無い時代、此電線も戦時型の物で夜中になると、皆、何処の家庭でも定額電灯ですので、少ない電灯でも付けっぱなし、其処へ細い粗悪な電線へ過剰電流が流れて、発熱して綿とタールで被覆した綿が焦げて、タールに火が付き青白い炎が燃え落ちていたのでした。
私が行って確かめたのでは無い(既に故人となられた、Mさんから聞いた話)
 
何も無かったかの様に無事開校式出来て一件落着。の昔話、私にはチョトした歴史になるか??
61年も昔話ですから。
 
処が此処にきて、新しい平成の幽霊が出た、其れも全国で沢山の幽霊が居る様だ(中日新聞より)
 
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 岐阜県ではコンナ幽霊1人も無いそうですが
都市部では、こんなに大勢の幽霊が居ると言う
 
私が自治会長を73歳で承って、遣った時にも既に個人情報の管理がされていて、災害の時の「高齢者弱者保護を民生委員と共同で遣ってくれ」
と言って置きながら、「高齢者名簿を出してくれ」と言うと「個人情報管理の為」其れは出来ないと言う。
 
幸い私の部落は新しい住民は殆ど居ないので、又昔から人のつながりはしっかりしているから、心配は無いが、
 
 
人の繋がりの薄くなった個人主義が災いだろうが
最も悪いのが「個人情報保護法」だろうと、思います。
 
まぼろしの幽霊でなく、ついに本物の幽霊が出てきてしまった。
 
早く幽霊をけしてください。 

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