ネコの道草

83歳のネコブログです。

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つわふき

家内が買い物している待ち時間に、ぶらりと近くを歩いて居ると、他所の庭先に、「つわふき」の花が満開に成っている。
 
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そういえば、家の庭にも、咲いているのだが、自分の眼先に有る物は見えなくて、これを「灯台元暗し」と言いますが、家に有る物は、あまり気にかけて見て居なかった。
 
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「つわふき」は、「野フキ」の様に山野に自生して居る所は、あまり見た事が無い、小さい庭でも、日陰の木の根元や、石の間に、植えてあるが、子供の頃から、薬草として植えてあるのだ、と思っていました。
 
昔は祖母や、母達は子供達の少し位の、打撲や擦り傷、には「つわふきの葉」を摘んで来て、囲炉裏の火であぶり、暖かくなったのを、患部に当て其の上を包帯(布を裂いたもの)で巻いて其れを、2〜3回繰り返す内に痛みも取れて来た。
 
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その昔は、医療国民保険も無く、少しの風邪や、打撲位では、医者や接骨医へ行く事無く、民間の言い伝え薬や、まじないで、治して居ました。ですから、野フキは、食べる物。つわふきは薬草と思って居たが、つわふきも食べられるそうです。
 
写真は野生のふきですが、岐阜市郊外でも、栽培して居る所もあり、スーパーでも売られていて、品質が良く揃っています。 
        野生のふき
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蕗と、つわ蕗は、名前が同じ蕗のですから、仲間だと思って居たが、別種なのでしょうか?
 
つわふきは、秋になると、菊の花に似た、花が咲きますが、少し以前の報恩講の時、菊と一緒に佛花の脇添えにも使って有りました。
     菊の花
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          つわふきの花

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以前は旦那寺の報恩講は、11月中旬にお勤めして居たが、最近は1ケ月早くお勤めする様に成り、つわふきの花は間にあいませんが、花屋には、菊が沢山あるので、つわ蕗の花を使う事も無くなりました。
 
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野フキは、春には、山野に自生して、昔は、田んぼの用水路付近には、蕗のトウが出ると、其処から蕗が取れていましたが、水路がコンクロートで固められたのと、圃場整備や、乱獲で、殆ん無くなってしまった。
 
未だ福井県九頭竜川の山奥へ行けば、茎の長い蕗が取れるよだが、根こそぎ採って行かないように、少し残して、来年にも、取れるように、配慮して置くと毎年、楽しめます。
 
つわふきの葉は、野フキの葉に比べると、葉の表面に艶がある事から、『艶蕗(つやふき)』と言っていたのが、つわふきに成ったそうな。

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