ネコの道草

83歳のネコブログです。

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来年の運勢と暦

過ぎた月日は矢の如く早い。師走に入って早くも4日が過ぎた。暇な年寄りでも、気ぜわしい様な気がする。
 
既に先月下旬頃には、中日新聞専売所が例年のサービスに「平成25年高島暦」を配達して貰った。皆さんもご存知の事でしょうが、   
 此の暦は新暦と、旧暦が入って居て、年間の行事や、「六曜」と言う、縁起担ぎの「大安、仏滅」に続き、農作業の目安等から、月月の運勢蘭も入っている。
 
若い頃は、運勢欄などは、同じ歳生まれの人が、同じ様に都合良く当たるもので無いと、「当たるも八罫、当たらぬも八罫」で、殆んど見ること無しに、無視を決め込んで居た。
 
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所が、大工を遣っていると、何処の施主さんも建前の日を決めるには、大安の日を選んで、決定されて、大工はそれに従って工程表を作り、縁起担ぎも無視する訳には、いかなくなる。仏滅に建前する事は、殆んど無かった。
 
其の外にも、其の歳の方位吉凶や、家相図等を施主から問われるが、私は殆んど知らないので、誰か家相の専門家に聞いて貰う様に、逃げていました。
  
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そんな事で、自分でも、気付かぬ内に少しは、縁起担ぎの真似が出来るようになったと、思ったが、それぞれの家庭や、宗教、易者で、それぞれ細かい所の縁起が違うので、余り深入りはしない様にしていました。
 
兎に角、施主さんの要望に応えるのが第一で、何とかお気に入って貰える様にして居たが、結局最後は、どんな家相が良いのか、私は全然知らないで終わりました。
 
狭い敷地の限られた土地では、そんな事を優先したら、使い勝手の悪い住宅が出来てしまいます。程ほどに。
 
所で話変わって、私の祖父も明治時代の大工でしたが、 その祖父の師匠から譲り受けた「匠家極秘伝」という本(寺社建築斗組図面)が沢山あるが、其の中に挟まって居た、寺社建築本とは、無関係な物で『咒咀早合点(まじないはやがてん)』と言う本が出てきました。
 
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殆んど字が解らないので、読み難いが、昔の人は、こんな事で治していたのかと、往時が偲ばれます。
 
例えば〔子供の夜泣き〕〔脚気には〕〔のぼせ〕〔血の病〕〔産の時は〕等等沢山。今、此れを見たら、誰でも「眉唾もの」と思い信じる方は居ないだろう。
 
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信じる者は救われる。と言うが、今年の自分の運勢が良くても、悪くても、当たる訳が無い、気にすることは無い、と言いながら、新聞の「今日の運勢蘭」に、つい眼が行って居る。ヤッパリ人間は弱い者です、年賀状にも、「来年も良い年に成る様にお祈りします」と入れて、人間最後は祈るか、お願いして縋るしかないものです。
 
既に亡くなられた、女優の森光子さんも、「先ず今日一日を無事で有り難う御座いました」と感謝をして、お参りすると言われて居ました。
運勢等は有っても、自分では如何にも変える事は出来ません。悪い運勢は誰でも避けて生きたいのが人情だが、仏教では、定まった運は悪運でも、出来て仕舞った事は受け入れて自分の事として、共に生きていく事だそうです。
 
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