ネコの道草

83歳のネコブログです。

伝説

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正月の縁起

昨日(1月4日)の中日新聞、投稿欄の「暮しの作文」にこんな作文が投稿されていました。
昔も今の人も、誰でも歳の初めは目出度い事から、出発したいので、先ずは、縁起の良い言葉で始まる様にしたいと思っています。
 
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私の地方にも、似た様な縁起を担ぐ話があります。子供の頃から良く聞かされた話です。
 
「昔々、或る所に大庄屋が有りました。此の庄屋の主人も元旦は縁起の良い言葉から始まりをしたく、新年最初に言葉を掛ける者は、何と言っても食べ物を扱う、女中さんです。
 
大晦日の夜に明日の朝は縁起の良い言葉から、新年を迎えたいので、朝起きたら私がお前に最初に言葉を掛けるが、縁起の良い言葉で、返事してくれるように、打ち合わせをして休みました。
 
さて翌朝元旦です、「お竹や〜今何ツマミ喰いして居る」主人の元旦の第一声です。
さて昨夜の打ち合わせは、何んと言うのだったか咄嗟に、ど忘れて仕舞い、丁度菜っ葉を茹で上げた所でしたので、「菜食う」と言ってしまいました。
 
本当は「大根食う」と、言うはずだったのですが、途端に主人は「貧乏の神の女中だ」と言い、ご機嫌悪くなり、其の内にお暇を取ることに成ったそうです。
大根食う「大黒」を菜食う「泣く」では、主人も機嫌悪くなるでしょう。
昔々話の落し話。

つわふき

家内が買い物している待ち時間に、ぶらりと近くを歩いて居ると、他所の庭先に、「つわふき」の花が満開に成っている。
 
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そういえば、家の庭にも、咲いているのだが、自分の眼先に有る物は見えなくて、これを「灯台元暗し」と言いますが、家に有る物は、あまり気にかけて見て居なかった。
 
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「つわふき」は、「野フキ」の様に山野に自生して居る所は、あまり見た事が無い、小さい庭でも、日陰の木の根元や、石の間に、植えてあるが、子供の頃から、薬草として植えてあるのだ、と思っていました。
 
昔は祖母や、母達は子供達の少し位の、打撲や擦り傷、には「つわふきの葉」を摘んで来て、囲炉裏の火であぶり、暖かくなったのを、患部に当て其の上を包帯(布を裂いたもの)で巻いて其れを、2〜3回繰り返す内に痛みも取れて来た。
 
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その昔は、医療国民保険も無く、少しの風邪や、打撲位では、医者や接骨医へ行く事無く、民間の言い伝え薬や、まじないで、治して居ました。ですから、野フキは、食べる物。つわふきは薬草と思って居たが、つわふきも食べられるそうです。
 
写真は野生のふきですが、岐阜市郊外でも、栽培して居る所もあり、スーパーでも売られていて、品質が良く揃っています。 
        野生のふき
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蕗と、つわ蕗は、名前が同じ蕗のですから、仲間だと思って居たが、別種なのでしょうか?
 
つわふきは、秋になると、菊の花に似た、花が咲きますが、少し以前の報恩講の時、菊と一緒に佛花の脇添えにも使って有りました。
     菊の花
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          つわふきの花

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以前は旦那寺の報恩講は、11月中旬にお勤めして居たが、最近は1ケ月早くお勤めする様に成り、つわふきの花は間にあいませんが、花屋には、菊が沢山あるので、つわ蕗の花を使う事も無くなりました。
 
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野フキは、春には、山野に自生して、昔は、田んぼの用水路付近には、蕗のトウが出ると、其処から蕗が取れていましたが、水路がコンクロートで固められたのと、圃場整備や、乱獲で、殆ん無くなってしまった。
 
未だ福井県九頭竜川の山奥へ行けば、茎の長い蕗が取れるよだが、根こそぎ採って行かないように、少し残して、来年にも、取れるように、配慮して置くと毎年、楽しめます。
 
つわふきの葉は、野フキの葉に比べると、葉の表面に艶がある事から、『艶蕗(つやふき)』と言っていたのが、つわふきに成ったそうな。
この洞門の下は長良川鉄道が走っていて、其の下は、チョト深い淵に成っている。
 
幕末か明治時代の昔は、向う側へ渡る橋を、作る事が無く、比較流れの緩い場所を選んで船頭が渡し賃を取って、この辺りで、向かい側の在所の住民と交流していたそうです。
 
其の時代は、何処の家の家系も河を挟んだ縁組は少ないが、山超え縁組は沢山有ります。
 
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その時代には、此の淵にも河童が住み着いて時々、出てきて悪さをしたそうです。
 
ある時に、この近くで住んで、漢方医をしている、医師、与三衛門氏の畑で、瓜を作っていて居たが、大きくなると取られるので、密かに隠れて見ていると、小さい子供が来て瓜を取っていた。早速その子供の腕を捕まえて、引っ張るが子供の力でない程、とんでもない力持ちで、掴んだ片手を引き抜いて淵へ飛び込み、逃げてしまった。医師はその腕を「此れは、珍しい物を取ったわい」と家宝にするつもりで、持ち帰り干して置いた。
 
すると其の夜に、綺麗な娘が尋ねてきて、「あの腕を返して欲しい」「実は私は昼の河童ですが、あの腕が無いと食べ物が取れなく、生活が出来ません」と泣き出したので、可愛そうになり、返して遣りました。
 
次の晩にお礼に、私はその腕のくっつく秘伝の薬を知っています。と言って漢方薬の作り方を教えて行ったそうです。
 
この河に住む、蜷という巻き貝を有る処方で、すり潰して腕に付けると、腕が元通りにくっつく、と言う事で、其処の医師は代々、その河童伝説の、名医で繁盛したそうな。
(K氏の昔話しより)
 
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長い間の晴天で、水量が減ったのと、河川改修や、度々の洪水で、淵も埋まり浅く成りました。
 
 
 
この大和洞門歩道の、建設以前は、連続降雨量が120ミリを超えると直ぐに交通止になり、不便な国道でした。結婚式の出席や、講演を頼まれた講師は、現場へ行く事が出来ず、その場で立ち往生でした。
 
また昭和の始め頃までは、夜には狐や、狸、河童、が、旅人を化かして、居たそうです。私が生まれた、昭和の中ごろの話ですが、祖母が繰り返し狐の話をして居た、話を少し紹介しますと。
 
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場所は、写真の位置で、洞門南から、3分の2程北へ行った場所で、其処には山の谷間からチョロチョロと流れ出る、綺麗な水があり、夏の暑い日には、馬車引きや、旅人、其れに私達も喉を潤して居ました。
 
或る日若い産婦が、夜中に急に産気付き、旦那が5kmも離れた産婆さんへ、呼びに走ったそうな、
 
産婆(助産婦)は、直ぐに承諾して、其の旦那に、「今すぐ帰って、湯を沸かし、アレト、コレと、準備して、待って下さい、後から私も直ぐ行きますから」と言われて、引き返し、準備して、産婆さんを待つ事しばし、一向に早く来てくれない。
 
心配になり、また引き返し、例の狐の化ける、水飲み場まで来て見ると、なんと、其の産婆さんは、水溜り場へ手を入れて混ぜて居たそうな、
 
迎えに来た旦那は、これは、狐に化かされて居ると思い直ぐに、呼び戻し、無事出産は出来たそうです。
 
噂は産婆さんが狐に化かされて、水溜りの所を、赤ん坊を洗う湯と思い、湯加減をしていた、と評判に成ったそうです。
 
私が今思うには、産婆さんも、5kmもある道のりを駆けつけて来て、喉が渇いたので、其の水を飲んで居たのを見て、産婦の旦那はテッキリ産婆が、狐に騙されて、赤ん坊を洗う、湯加減をして居ると思い込んだのでは、無いでしょうか??
狐に騙されたのは、結局、産婦の旦那の方では、無いでしょうか??
 
その水飲み場横の、岩に掘った穴に、地蔵様が有りましたが、洞門を作る時に、南の方へ移転しました。
 
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(文政12年丑年)と彫り込みが、見えます。西暦では、1829年と言う事ですが、
今から183年も昔から、人間の滑稽な姿を、黙って観て御座るのです。

ねむの木

今年も近くの山裾に淡いピンク色の、ネムの花が咲いて、居ます。
私の地方の方言では、「コウカイの木」と呼んでいます。近くの皆さんに名前の由来を聞くと、 『春になり、隣の木や、植物に、早く芽を出せ、早く花を咲かせよ、とお節介して居る内に自分がいちばん、最後になり、後悔して、居るので「後悔の木』と言うのだ』と言って居るが、如何も此の話が、いい加減な話のようで、ネットで検索して、調べて見たら、全く別の由来でした。
 
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パソコンで「ネムの木」を漢字に変換すると、「合歓の木」と出るが、そのまま読むと「ごうかんの木」と読めるが、正しくは、「合歓木」(コウカギ)と言うのだそうです。
 
名前の由来は、夕方になると、葉が合わさって閉じて眠ると言い、男女が仲良く抱き合って歓んで合わさって、眠る様を例えたもの、と言う事でした。
 
郡上弁の「後悔の木」は、「合歓木(こうかぎ)」が、なまって後悔と言う変な名前になって居たのである。
 
昼間の雨上がりの合歓(ネム)の葉
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夕方葉を閉じ始めた、合歓(ネム)の葉
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合歓(ネム)の花をアップで、撮ると中々綺麗な物です。毎年近くの山で、咲くのですが、今までは何となく見過ごしていました。
 
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また、其の外に、スイレンも、夜は花が閉じて、朝開く、と言い、「睡眠する蓮」と言って「睡蓮」と言う名前が付いて居る様です。
 
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現在は合歓(ネム)の木は、わが家の近くには、大径木は余り無い様だが、若い頃に大きい合歓の木を切ったら、切り口が黄色く、綺麗でしたので、 取り付け家具引き出しの、鏡板に加工して、作って見ましたが、暫らくすると、色が褪めてしまいました。
 
 合歓の木                   合歓の木肌
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 鮮やかな黄色い色が、褪めない方法は、有るのでしょうか ?

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