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長年の友人のアルンのおうちで、お料理教室をやってきました。 わたしが和食を紹介して、アルンの奥さんのニーシャがネパリ料理を教えてくれました。 去年病気をして、油っけの少ないものを食べなくちゃいけないことになってしまったアルン。ニーシャは、いろいろ苦労しながら3度のごはんを用意しています。油を使う料理が多いブータンでは、とにかく難しい技なのです。 油や刺激物の少ない料理ならまかせて!というわけで、この前、ばんごはんによんでもらったときに焼き茄子をだし汁につけて冷やしたものを持って行ったら好評でした。和食が口に合うなら、もっとやってみる?というわけです。 なすの煮物(奥) 蒸しなす(左) 松茸焼き(右) 松茸はおまけです。アルンが帰ってきて 「kinokoのために手に入れたんだよ〜」 って冷蔵庫から出したのを見て、歓声をあげちゃいました。大好物〜♪ 煮物は、5分くらい水につけてあく抜きしてから、ぽっちりの油で炒めて、水を入れて、顆粒のだし・砂糖・塩・しょうゆを入れました。 蒸し茄子は、切って、蒸して、しょうがをのせて、おしょうゆをかけただけ。 松茸は、オーブンで焼いて、さいて、おしょうゆをかけただけ。 ニーシャが何回も言った言葉は 「これだけ?」 でした。 そうなの。これだけなの。ものすごーく手のこんだ料理もあるけど、こんなもんなのよ。 今回は、前回の焼き茄子も含めて、同じ素材をいろいろやって比べて欲しかったのね。だけど、あとから他の野菜で作るバリエーションも説明してきました。顆粒のだしはまだあまっているから、最後に全部あげちゃおう!っと。 ニーシャが教えてくれた料理は、発酵させてから乾燥してある菜っ葉を使ったスープ。これ、好きなんだけど、もっと難しいかと思ってた。これなら作れるじゃん!うれしくなっちゃった。 それからもうひとつ。セルロティ。 くるりん、とした形がかわいらしい、ほんのり甘い揚げ菓子です。お正月とか、お祝い事とかのときに、ネパール系の人たちが必ず作るもので、おいしいの。わたしが好きなものは、アルンは必ず覚えていてくれます。なんせ、彼がマネージャーを務めるドゥルックホテルのレストランに座ったら、オーダーしなくても、出てきたりしますから。 そのとき、こんなスパイスを一緒に入れて挽きます。左の大きいのから反時計回りに・・・ ビッグカルダモン(皮をむいて中味だけ使います) フェンネルシード シナモン クローブ(頭をはずして) グリーンカルダモン 砂糖をキャラメリゼしてから粗熱をとったものと、とかしバターも入れてよくまぜます。 最後に固さをみながら水を足して、タネのできあがり。 それを、熱した油にとろーりと手で落としていきます。ニーシャがやるのを見るととっても簡単そうに落としていますが・・・っ! 最初にやったのは、2〜3cmにぶつぶつ切れて、お鍋中にひろがりました〜!!! それで、タネのボウルのなかでたらす練習。やっとニーシャに油に落としてもいいよ、とGoサインをいただいたのですが、こんなだよ・・・。ニーシャが指差しているのは蛇、その左側のは魚、いろんな命名をされちゃいました。。。しかも、同じ太さに落とせないので、カリカリになってしまうのともっちりしている部分があって、食べて楽しんだかおいしくないんだか。ちゃんとつながったのも、ニーシャがお箸でひっぱって丸い形に作ってくれたのでした。 ところで、ネパリの人たちは、食べ物を作ったとき、最初のひとつは仏壇に、もうひとつは窓から外に投げてお供えするのだそうです。外に投げるのも悪霊(のようなもの?)を沈めるためなんですって。そういえば、子供の頃、朝炊いたごはんを最初に仏壇にお供えしていたもんなぁ。今は仏壇のない生活をしていますが、おばあちゃんと過ごした子どもの頃のことを思い出しました。 お料理教室は、またやる予定です。今度はごまあえにしようと思っています。 ニーシャが、ブロッコリーやアスパラを油を使わないで食べる方法はある?と言うので。おひたしにしておしょうゆでもいいんだよ。おしょうゆだけでさびしかったら、レモンをしぼってもいいし(味ポンが好きなわたしの発言です)、とは言ったのですが、ごまあえもいいかな、と。ごまにも油はありますけど、気分がかわっていいでしょ。もうアスパラはないけど、来年ためせばいいもんね。ブロッコリーとにんじんのごまあえでも作ってみようと思います。 実はお料理あんまし好きじゃないけど・・・。食いしん坊なので、食べることは好き。好きなものを食べるためには自分が作るのが一番好みの味。という理由で料理しているわたし。 でも、こういうのは楽しいね。 帰国が見えてきた今頃やらないで、もっと早くにやればよかったよねぇ。とニーシャと話しておりました。まったくだ!
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ブータンで和食がじわりと浸透してきてたら、kinokoさんの功績?!と思いたい☆
帰国までにはまだ時間があるので、日本代表として?!どんどん体に優しい日本料理を伝授してください。
kinokoさんのセルロティ、すいません、ミミズに見えます・・・(恐!!
2007/8/11(土) 午前 10:40
upaちゃん。みみず!?
確かに・・・。
でも、食べられなくなりそうなので忘れることにしよう・・・。ぷぷっ。
お味はニーシャのタネなので保証つきなのよ〜。
と、負け惜しみ。なんでこんなに難しいんだろうね。
日本人の友人も笑ってました。普通の食べ物なのにね、って。
和食って体に優しいものなんだって、改めて見直したの。
また楽しくわいわい作って来たいとおもいまーす!
2007/8/12(日) 午前 2:32
松茸〜!!! 身体には優しいけど財布には厳しい食材in Japan.
2007/8/12(日) 午前 2:53 [ craft studio choo-ichiro ]
ともちゃん。
えへへ。
こっちでも、他の野菜と比べると高いよ。
でも、ねぇ。今しか食べられないものね。
まだまだ食べちゃうよん♪
2007/8/12(日) 午後 0:11
セルロティは簡単そうに見えても、慣れた人がやるのとでは出来栄えが違うんですね。確かに指差しているの「へび」に見えます。松茸かぁ、贅沢だなぁ。
2007/8/16(木) 午後 5:40
じみ〜さん。熱い油に落としていくと、油のあわに押されてタネがふわふわ動いていくんですよ。しかもぷくーっとふくれるし。
どうしてわっかに閉じられるんでしょうねぇ・・・?
松茸は、「人生最後!」っていう勢いで食べてます♪
2007/8/16(木) 午後 6:38