ニャンタラ教の神様

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バレンタイン

 今年もバレンタインデ〜がやってくる、でもネコミ君(25才、独身)はいままで、女の子にチョコレートをもらったことがない。
「別にチョコレートが欲しいわけではないので、ど〜でも良い」と強がっているが、神様に、あるお願いをしていた。

 「あの〜、神様、ボクもカワイコちゃんからチョコをもらってみたいです。よろしくお願いします」

 遠くのほうで神様のため息が聞こえてきた。 
 「さてさて、困ったにゃ〜〜」
 
 さて、2月14日、午後5時、仕事も終わり帰り支度のネコミ君。
イメージ 1 ふと、後ろを振り返ると。製造部のミケコさん(1才年下)が恥ずかしそうに立っていた。手に何か持っている。

イメージ 2

  「あの〜、これ、チョコレート・・・」
 
 予期しない言葉。
 「え、ボ、ボクにですか?」
 
 ニッコリしながらミケコさん。
            「はい、どうぞ♪」

            「あ、ありがとう・・・です」
 
            「じゃ、お疲れさま〜」、
 そういうと、走っていくミケコさん。チョコレートを持ってボ〜ッとしているネコミ君。
 「今年はひとつもらってしまった・・・」

 カバンにミケコさんにもらったチョコレートの箱を入れたとき、ちょうど総務の鈴木さん(1才年上)がやってきた。
イメージ 3  


    鈴木さんはポケットの中から箱をとりだすと・・・。

  「はい、ネコミ君!」

            「え、まさか、チョコレート?」
            
            「そう、そのまさかのチョコレート、うれし〜でしょ?」

 ドギマギしながらネコミ君。
            「う、うれし〜です♪」
        
            「じゃ、仕事がんばってね。また明日」

 そういうと手を振って去っていく鈴木さん。
 呆然と見送るネコミ君。
 「あの鈴木さんが・・・、どうしたんだ今年は、二つももらってしまった・・・」

 駐車場にいくとネコミ君の愛車の近くに誰か立っている。
 派遣のミヨちゃんだ。

イメージ 4
  「はい、チョコレートです。甘いの大丈夫ですか?」

  信じられない出来事が続くネコミ君。
   「は、はい、ボクは甘くても辛くても、なんでもOKです」

  「あ〜よかった♪」とニッコリのミヨちゃん。

 チョコレートの箱をもって幸せいっぱいのネコミ君。 

 「どうしたんだろ、今年はみっつもチョコをもらってしまった。まさか夢じゃないだろうなぁ?」

 まさか夢じゃないだろうなぁ・・・。
 まさか夢じゃないだろうなぁ・・・。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 そう、ネコミ君は夢をみていた。
 神様は眠っているネコミ君に話しかけた。

 「今は夢の世界ニャ〜、
 でも、いつか、夢が現実になるときがくるニャ〜、
 それまで、真面目に頑張るニャ〜」

 ネコミ君は夢の中。
 「・・・まるで夢みたいだなぁ・・・」
 

氷川きよし、ミヨちゃん
https://www.youtube.com/watch?v=uiGw66ecjvg    
           
画像は無料素材、素材のプチッチから
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ネコの手も借りたい

「その1、 50円の願い事」

 11月、午後5時すぎの暗くなり始めた林の中。
 40代も後半に入った田中さんは自動車が1台やっと通れるような舗装されていない道を歩いていた。
 疲れた田中さんには秋風も冷たく感じる。
 さらに、仕事とはいえ、帰りの遅い田中さんに家族も冷たい。
 ここで一句うかんだ田中さん。

      「秋風は家の中でも吹いている」

  一人、苦笑したあと、田中さんはため息をついた。

 「もう暗くなってきた。今日はここまでで家に帰ろうかな」

 その時、なにげなく林の中を見た田中さんは犬小屋かと思えるくらいの小さな家が笹の葉に隠れて建っているのを見つけた。ちょっと気になって近づいてみると、稲荷(いなり)神社のようなつくりになっている。そばには手書きの看板にこう書いてある。
 
 「50円のお布施であなたの小さな願いをかなえます」

 「50円?」
 田中さんはクスッと笑った。笑ってから自分が笑ったのが久しぶりなのに気がついた。子供のいたずらかとも思ったが久しぶりに笑うことが出来たのでサイフから50円玉をとりだし、願い事を言うことにした。

 「今、私はネコの手も借りたいほど忙しい、そして疲れています。もうほんの少しでいいです。もう少しだけ頑張れる気力と仕事の助け手を下さい」

 田中さんは、そう言ってから50円玉を賽銭箱にいれた。
 すると、カラ〜ンという音とともにザ〜〜と笹を揺らす風が吹き始め、空から声が聞こえてきた。

 「ありがとうニャ〜、田中さん、貴方には、もう少し頑張れる気力と仕事の助け手を贈るニャン。但し、受け取るか受け取らないかは田中さん、あなた次第ですニャン」

 声は空からだったのか目の前の小屋からだったのか田中さんには分からなかった。 
 「ん〜〜、今のは空耳だったかな?」

 首をかしげながら田中さんは林を抜けて、そこに停めておいた自動車に乗りこんだ。乗り込んでから田中さんは、もう一件行くところがあることを思い出した。


「その2、 受けとったもの」

 3分後、田中さんの自動車は林を抜けて、数件並んでいるお店の前に止まった。
 すっかり暗くなってしまったが、道路の両側に外灯が並んでいるのでセンターラインもなんとか見える。
 
 田中さんが自動車から降りて1件のお店に入ろうとしたとき、5メートルくらい先のセンターラインの上に何かいるのを見つけた。
 
 「あれ、子ネコだ!!」

 子ネコに近づいて手に乗せると、しがみついてくる。道路の端において、お店に入ろうとするとピョンピョン追いかけてくる。しょうがないので子ネコをドアの外に追い出して、仕事をすませた。
 帰ろうとドアをそ〜っと開けると、さっきの子ネコがお店の中に飛び込んできた。

 「あっ、ネコだ!」お店の奥さんがちょっと驚いたように言った。
 
 「ここの猫じゃないんですか?」と田中さんが尋ねると

 「ううん、ウチの子供達はネコアレルギーで飼えないのよ」

 お店の奥さんと子ネコを両手に持った田中さんは手分けして近くの家に聞いてみたが、子ネコがどこの家の子ネコか分からなかった。
 
 田中さんは泥だらけの子ネコを見ながら飼っていたネコが半年前に死んだのを思い出していた。もし、ここに置いていったら・・・。
 田中さんは決めた。

 「・・・・・ヨ〜シ、じゃぁ、ウチに来い!」

 田中さんは携帯電話を取り出し、奥さんに電話をかけた。

 「今、子猫をひろったから連れてかえるよ」

 ちょっと驚く奥さん。
 「え?、もう猫は拾ってくるな、じゃなかったの?」

 田中さんは飼い猫が死んだとき、家族にはもう捨て猫を見ても拾ってこないようにと言っていた。
 「あ・・・あれはナシだ、じゃ、今から帰る」
 
 電話の向こうから奥さんの明るい返事が聞こえた。

 「了解!!」
 田中さんはジタバタする子猫を左手に抱えて自動車に乗り込んだ。

 田中さんの家まで自動車で15分。
 家について明るいところで子ネコをみると右目は真っ赤に充血、左目は目ヤニで真っ白。身体は泥とほこり。
 
 奥さんは濡らしたティッシュで子ネコの目の周りや身体を拭いて、用意しておいたエサを食べさせた。
 その当時の写真。顔はお見せできない。

イメージ 1

 「その3、助け手あらわる」
 翌日、日曜日の朝は良い天気でした。
 しかし、田中さんは午後から仕事なので、自分の部屋で、これからの天気を確認したり書いておかなければならない書類を書いていた。

 台所では最近、田中さんにはちょっと冷たい高2のミキさんが拾ってきた子ネコを抱いたまま、お母さんに話しかけていた。

 「お父さん、もうネコは拾ってくるな、なんて言っておきながら、自分で拾ってきたら世話ないよね」

 お母さんは笑いながら
 「まぁ、お父さんもネコは好きだからねぇ、ほっとけなかったんだろうねぇ」

 「ふ〜ん、で、お父さんは今日も仕事か・・・ネコも好きだけど、仕事もすきなんだね・・・」
 呆れたようにそう言うと、ミキさんは両手にじゃれついてくる子ネコの顔を覗き込んだ。
 「右目が真っ赤で左目が白くなってる。これ、治るかなぁ・・・」 

 数分後、田中さんは朝食のために部屋から出てきた。
 「まだ、終わらないけどなんか食べようかなぁ・・・、おっ、もう用意してある」

 コップを置きながらお母さん。
 「お父さんだけ後にすると後片付けが面倒なのよ」

 「そりゃ、すみませんねぇ」と苦笑しながらお箸をとるお父さん。

 いつものようにテレビを聞きながら新聞を読み、食事も同時進行しているお父さんを横目でみながら、テーブルの向かい側にいたミキさんは小さくため息をついた後、こう言った。

 「お父さん、名前を書くことと計算だけ手伝ってあげようか?」

 これにはお父さんだけでなく、お母さんも目を丸くして驚いた。
 最近、お父さんとまともな会話がなかったミキさんが仕事を手伝うと言っているのだ。

 「えっ、あっ、おっ、あ、そ、それは助かる。いいのか?」

 「たまにはね、手伝ってあげようか、な〜〜んてね」 
 ミキさんは子ネコの顔をみたままこう言うとニコッと微笑んだ。

つづく
 




 

 

 

 
ある雨上がりの朝、林の中で1匹の子ネコがダンボール箱の中で動けなくなくなっていた。
すでに体温は致命的に下がり、その心臓はいつ止まってもおかしくなかった。
2日前に捨てられた5匹の子ネコたちのうち4匹はダンボール箱を脱出したが、この子ネコは足が悪く、ダンボール箱を脱出できなかった。
 
夜が明けて、雲の切れ間から朝日が子ネコの入っているダンボールの箱を照らし始め、その輝く朝日の中から輝く2つの丸い光が分かれて、林の中へゆっくり降りてきた。2つの光は子ネコの入っているダンボールの箱の上で静かに停止して2匹のネコの姿になった。
 
イメージ 1
イメージ 2
 2つの光は御使いだった。御使いは子ネコが怖がらないように姿をネコに変えたのだった。
 
2人のネコは箱の中で死んだように動かない子ネコの心に話しかけた。
 
「何も心配しなくて良い。君を迎えに来たのだ、さあ、一緒に天に行こう」。
 
 
消えそうな意識の中で子ネコは答えた。
「貴方たちは誰ですか?」
 
「私たちは神の使いだ。君を天に連れて行くためにやってきた」。
 
しかし、子ネコはかすかな意識の中で首をふり・・・。
「おいらには4匹の兄弟姉妹がいます。おいらだけ天には行けません」
 
「大丈夫だ。彼らはすでに天にいる」
 
驚いた子ネコは聞き返した。
「えっ、どうして・・・?」
 
ダンボールを脱出した4匹はすでに林の中のカラスと野犬の餌食になっていた。それを聞いた子ネコは悲しそうに尋ねた。
「この世界を作ったのは誰ですか?」
 
御使いは静かに答えた。
「全知全能の神である」
                                                                                                                                            しばらく黙っていた子ネコは答えた。
「おいらは天に行きたくありません。このままでいいです・・・」
 
御使いは顔を見合わせ、こう言った。
「私たちは天に行かないという命には ひとつの願いを聞いてやらねばならない規則になっている。何か願いがあるか?君の願いは何だ?」
 
子ネコはしばらくして答えた。
「生き物が殺し合わない世界にしてください・・・」
 
2人の御使いは首をふって静かに答えた。
「それはダメだ。まだ、その時は来ていない」
 
それを聞いた子ネコの最後の意識はこう言った。
「じゃ、おいらに貴方たちの力を下さい。おいらはきっとその力を良いことに使います。貴方たちの力を下さい」
 
今度は2人の御使いが沈黙した。
しばらくして黒ネコの御使いが口を開いた。
「私が君の願いをかなえよう。私の能力は君のものだ。命をよみがえらせ、風を起こし雨を降らせ、無から有を生じさせることが出来る」
 
しかし、箱の中では、すでに子ネコのすべてが停止していた。
 
黒猫は続けた。
「ただし、私はいつも君と一緒にいる。そして君の能力は君が捨てられる前に最後に食べたかつおぶしによって実行できるものとする」
 
黒猫の話が終わると、濡れた木の葉がキラキラ光る林の中からひとつの光がゆっくり天に帰って行った。
天に光が消えたころ天から声が聞こえてきた。
「兄弟、このことは神に報告しておく、そして私の心は君と共にある。人間には注意するように、何か困ったことがあったら私を呼ぶように・・・さらばだ・・・」
 
・・・・・・・・・
 
日が落ちて夜になった。
林の中の暗い道をひとりの青年がぶつぶつ言いながら歩いていた。
「ったくもう、腹減ったなぁ・・・サイフの中はあと千円か・・・仕事もうまくいかねえし・・・あぁ、ヤダヤダ・・・あれ、こんなところに箱がある」
 
目をこらしてよく見ると草むらの中のダンボール箱の中には死んだ子ネコが1匹入っていた。
青年はため息をついた。
そして、黙って近くの自分の家に帰りスコップとタオルとかつおぶしをもってきて、タオルで子ネコを包み穴を掘り、子ネコの墓を作った。
 
そして、墓の上にかつおぶしをパラパラと蒔いた。
「死んじゃったら、かつおぶしも食えないけど。食えたら食いな・・・」
 
スコップを担いで家に帰っていく青年の名前はネコミという。
林の中ではさっきの子ネコの墓の上が輝き始めていた。
「ありがとうニャ〜、君にはかつ丼くらいおごってやるニャ〜」
 
御使いと合体した子ネコは話し方が可笑しくなったが、ネコミ君との長い付き合いはここから始まるのである。
                                                   

釣った魚に・・・

ネコミ君は朝から近くの川に釣りに来ている。
しかし、釣れない・・・まったく釣れない・・・ぜんぜん釣れないというかアタリがない。
近くで鳥がのんびり浮かんでいる。
イメージ 1
 
さて、釣れないまま陽も西に傾きました。
「一匹くらい釣れたっていいのに、も〜っ・・・あ、そうだ!!」
 
いつもの困った時の神頼み。
 
「ねぇ〜〜もしもし神さま〜〜一匹でいいから釣らせてくださ〜い」
 
すると空からかつおぶしがひ〜らひらひら・・・。
 
「願いは聞いてあげるにゃ〜、でも、ネコミぃ〜、ズルはよくないにゃ〜〜、神罰を与えるにゃ〜〜」
 
「へっ、神罰?」
 
すると空から音楽が流れてきた。ジョーズの効果音
 
ジャ、ジャ、ジャ、ジャ、ジャ・・・
「えぇ!、ジョーズなんて、ウソだろ〜〜」
 
突然、ネコミ君の釣竿がしなった!!
ゴォ〜〜〜。水面が波立つ、驚いた鳥があわてて飛び立つ!!バサバサバサッ
 
「わっ、わわっわああ!!  神さま〜ごめ〜〜ん!もうズルしませ〜〜ん」
 
ヒュ〜〜ン
次の瞬間、ネコミ君は一匹のサカナを釣り上げた。
 
イメージ 2
 
 「な、なんだ・・・?」 
 
 
 約体長6センチ、クチボソだった。
 
 
「ハッハハハ、驚いたかニャ、願いどおり一匹釣らせてあげたにゃ〜〜ハハハハ・・・」
 
「まったく、ニャンタラ教の神様はジョーダンがキツイ」
 
ぶつぶつ言いながらクチボソを川に逃がしたネコミ君は一句うかんだ。
 
 
日も暮れて
釣れたサカナは
これ一匹
感謝のあまり
またエサをやる
 
 
人生も釣りのようなものです。
釣ったサカナにもたまにはエサをあげましょう。
そうでないと、いつか釣らせてもらったサカナは川に逃げてしまいますよ。
 
えっ、どっちがサカナだか分からない?
釣ったサカナの方が良いもの食べてる?
クチボソだったのに最近はシーラカンスみたいだって?
 
ご愁傷様です。
 
 
 
 
 
 
 
 
前世がゴキブリだと言われ驚いたネコミ君。
でも、神様は話を続けた。
 
「ホントのことにゃ・・・でも、お前が人間に生まれ変わったのには理由があるにゃ、今からそれを聞かしてあげるにゃ・・・」
 
すると目の前のパソコンの画面が、かつおぶしの降っている画面からどこかの街の風景になり、4トントラックが走っているのが見えてきた。
それと同時にナレーションが始まった。
 
以下、ナレーション
今から25年前の春、午後4時ごろ、40代の男が運転する4トントラックが○○町を走っていた。
そのトラックを運転している男の意識は睡魔に襲われ消えかかっていた。それでもいつものように右手に缶ビールを持ち、左手でハンドルを握っていた。
 
つまり、酔っ払い運転である。 
すでに助手席の下には缶ビールの空き缶がふたつ転がっていた。
 
トラックは時速60キロ、前方50メートルの信号が赤になり数人の歩行者がゆっくり横断歩道を渡り始めた。
この時、トラックの男の意識は消えた。
トラックは数秒で50メートル、40メートル、30メートルと歩行者に近づく、しかし、トラックは止まらない。
 
歩行者が「あっ、あぶない!!」と思った次の瞬間、キキ〜〜〜〜ッというブレーキの音とともにトラックは左に急旋回し電柱をへし折って急停止した。
 
「た、たすかった・・・」潰れたトラックを見ながら歩行者はため息と同時につぶやいた。
 
この時、歩行者は5人と犬1匹、ケガ人はいなかった。
運転手も軽い打撲ですんだ。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「それで、この事故がどうしたの?」とネコミ君が聞く。
 
「大事なのはこれからにゃ・・・なぜ、運転手が直前で目をさましたか良く聞くにゃ・・・」と神様。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
トラックが歩道橋まであと20メートルというとき、たまたま男の座席シート上部にいた一匹のゴキブリが男の耳に飛びついた。ガサガサという違和感に居眠りをしていた男はビックリして目をさまし、目前にせまっていた5人と1匹の歩行者に気がつき急ハンドル。
 
トラックが電柱に衝突したあと、男は足元にひっくり返ってバタバタしているゴキブリに気がついた。
「このやろう、お前のせいで・・・」
 
男の左足がゴキブリの小さな体の上に乗り、ひとつの命が消えた。
 
その時、そこから20キロ離れたところでひとりの男の子が生まれ・・・
その子の名前はネコミと付けられた。
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「ネコミは前世で偶然とはいえ5人と1匹を助けたにゃ、それで人間に生まれ変わったのにゃ・・・」
 
「・・・はぁ、なんとも、喜んでいいやら悪いやらですね。
      で、あの運転手の男の人はその後どうなったんですか?」
 
 
 
「それはにゃ、ネコミ・・・
 お前は覚えていないだろうけどにゃ、お前は5歳の時に1匹のゴキブリを踏み潰しているにゃ・・・
 ・・・それが誰の生まれ変わりかは言うまでもないよにゃ・・・(ニヤリ)
 
そう言うと神様の目があやしく笑った。
 
 
時々、スリッパや新聞紙でゴキブリを叩いているあなた!!
もしかすると次にあなたが生まれ変わる生き物とはゴキブリかもしれませんよ・・・。(怖)

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