オープンリールデッキ保全第三課

アナログマン・乙女座・O型、現在の目標:もう少しデッキの整備技術を身に付けようと思っている

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音声基盤調整について

以前オークションに出品しておりました音声基盤調整ですが、
相変わらず調整依頼をオークション外の各方面からいただいております。

オープンデッキに限らずテープレコーダーというものは、
少しづつ音声基盤が狂ってゆくので定期的な調整を行わなければ正しい音は出ません。
巷に流通しているデッキの殆どは調整が必要かと思います。

今後はオークション出品はいたしませんので、nekoneko_onsen@yahoo.co.jp までお問い合わせ下さい。
また対応機種は下記のとおりです。

  ○ TEAC : X-10M、X-1000M、X-2000R、X-2000M
  ○ TASCAM : 22-2、33-2、33-4、33-8、34B、42B、3030、BR-20
  ○ SONY : TC-R7-2
  ○ OTARI : MX-50、MX-55、MX-5050BII-2、MX-5050BIII-­2
  ○ TECHNICS : RS-1500、RS-1506

これ以外の機種についてはご相談ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
体調不良と多忙につき、大分ご無沙汰しており誠に申し訳ございませんでした。
オークション外での整備依頼をいただいたデッキの記事を久々にアップします。
今回のデッキは A-7400RX でいつも整備依頼をいただいているハードオフさまです。

イメージ 1

整備依頼は dbx オン時の音声不良と音声基盤の再調整です。
またボリュームとスイッチのガリ取りと、テープカウンター不動もあります。

到着後にデッキを精査したところ上記不具合以外に、
再生速度を切り替える際にキャプスタンモーターが暴走する事がありました。



イメージ 2

調整前の周波数特性はありません。
調整後は X-2000M に似た強いラウドネス曲線で、大変押し出しの良い迫力サウンドです。
また dbx をオンにしても音痩せのしないサウンドは流石としか言えません。

それでは今回の整備内容は下記のとおりです。

○ 音声基盤調整一式
 ( 録音・再生・レベル調整、録音・再生イコライザー・バイアス調整、メーター感度公正 )
○ 録音 ・ 再生ヘッドアライメント調整
○ 各スイッチ、ボリュームの接点洗浄
○ テープカウンターベルトセット
○ dbx 基盤補修
○ テープスピード及びピッチコントロール接点洗浄

以上整備代金の総額は ¥25.000 ( 部品代込み ) となりました。

いつもありがとうございます。
 
オークション外での整備依頼をいただいたデッキの記事をアップします。
今回のデッキは TC-R7-2 でオーナーは埼玉のM氏です。
( 画像は使いまわしで今回のデッキではありません )

イメージ 1

音声基盤の再調整と再生動作不良です。
タイマースイッチをオンにすると電源投入後に再生をするのですが、
普通に再生ボタンを押すと動作しない場合があるようです。

念のためコントロール回路のスイッチングトランジスターのチェックをしましたが
異常は見られなかったため、オペレーションスイッチをASSY交換しました。

それでは調整後の自己録再周波数特性を見てみましょう。


イメージ 2

TC-R7-2 には珍しく中高音域が軽く盛り上がった周波数特性です。
それでは今回の整備内容は下記のとおりです。

○ 音声基盤調整一式
 ( 録音・再生・レベル調整、録音・再生イコライザー・バイアス調整 )
○ テープスピード調整
○ 録音 ・ 再生ヘッドアライメント調整
○ オペレーションスイッチをASSY交換

以上整備代金の総額は ¥10.000( 部品代込み )となりました。

どうもありがとうございます。
 
またまたオークション外での整備依頼をいただいたデッキの記事をアップします。
今回のデッキは TASCAM 33-2 でオーナーは岡山のY氏です。
( 画像は使いまわしで今回のデッキではありません )

イメージ 1

中古で入手されたデッキですが、音声基盤は酷く狂っていました。
ヘッドカバーのプレートが純正のコピー品でしたので広島産のようです。

33-2 はデッキ底板にトリマーの調整箇所名がシールされているので、
デッキの調整に詳しい方ならマニュアル無しに簡単に合わせる事ができます。
このデッキの調整がしっかり出来ないのなら、デッキの整備は止めた方がいいですね。

それでは調整後の自己録再周波数特性を見てみましょう。


イメージ 2

超低音はカットされて 100Hz に若干のピークがあるラウドネス曲線の、
迫力のあるタスカム特有の硬質なサウンドです。

本当はオーナーさまは Quantegy632 に調整指示を出されておりましたが、
33-2 のトリマーでは調整値外になり上手く調整が決まりませんでした。
それで仕方なくサービスマニュアル通りいつもの 456 で調整しました。

それでは今回の整備内容は下記のとおりです。

○ 音声基盤調整一式
 ( 録音・再生・レベル調整、録音・再生イコライザー・バイアス調整 )
○ テープスピード調整
○ 録音 ・ 再生ヘッド新品交換
○ 左右リール台交換
○ 左右リールモーター交換

以上整備代金の総額は ¥30.000( 部品代込み )となりました。

どうもありがとうございます。
 
またまたオークション外での整備依頼をいただいたデッキの記事をアップします。
今回のデッキは TASCAM 3030 でオーナーは東京のO氏です。

イメージ 1

大変綺麗な外観のデッキですが再生しないとの事でした。
また4トラック再生ヘッドがパーマロイヘッドに換装されておりました。
整備依頼は調整の他にベルト交換と、4トラック再生ヘッドを正規品への交換でした。

それでは調整後の自己録再周波数特性を見てみましょう。


イメージ 2

X-2000M とは違い超低音はカットされてフラットになり、
超高音域は 30KHz ちょいでカットされたタスカム特有の硬質なサウンドです。

それでは今回の整備内容は下記のとおりです。

○ 各ヘッドアライメント修正
○ テープスピード、テンション公正
○ 音声基盤調整一式
 ( 録音・再生・レベル調整、録音・再生イコライザー・バイアス調整 )
○ キャプスタン及びフライホイールベルト交換
○ 4トラック再生ヘッドをコバルトアモルファスヘッドに換装
○ ピンチローラーユニット上下摺動部OH

以上整備代金の総額は ¥25.000( 部品代込み )となりました。

どうもありがとうございます。

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