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TEAC X-2000M の兄弟機である TASCAM 3030 です。 Q&Aでリクエストがありましたので手持ちのデッキを紹介します。 TEAC X-2000M との相違点はまずEEテープが使えず、 そのスイッチの場所が録音基準レベルの切り替えスイッチに変更されております。 その他キャノン XLR3 端子の入出力が増設されました。 外観の違いはオペレーションスイッチを含むプラメッキ蒸着仕上げの廃止と、 ヘッドカバーの意匠変更・電源スイッチをタスカムオレンジカラーに変更です。 直ぐに気が付いた方もいると思いますが、画像のデッキはオリジナルとは違う点があります。 それはテンションアーム・インピーダンスローラー・ピンチローラー 全てのキャップがツヤ消しブラック仕様になっています。 これはメーカーから X-2000M のパーツを取り寄せて交換しました。 その際はついでにヘッドカバーも新品にしておきました。( 現在全てのパーツは在庫無しです ) オリジナルはその部分がシルバーなので違和感があったために交換しました。 個人的にはさらに引き締まったシェイプで良くなったと思いますがどうでしょうか? 最後に肝心の音質は回路的には差異がわからないのですが、X-2000M よりはっきり落ちると感じます。 具体的には高音域の伸びや切れが悪く歪感も増えています。 またバイアス調整等をしていると測定結果にも表れていると感じます。 ( 後にカタログスペックを比べて見ましたが、3030 の数値のほうが劣っていました ) 今それらを踏まえて考えているのは外装部品を X-2000M と入れ替える事です。 あっ、でもそうするとEEテープポジションの場所が食い違ってしまうのでダメですね。 最後に人様のサイトですがオリジナル状態をご覧下さい。 ttp://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/9891/photo/3030.jpg |
オープンリールデッキたち
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現在オークションでアカイの GX-635 と並んで最も多く流通している 10号リールまで使用できるオープンリールデッキ入門機です。 流通量が多いため中古タマ数が多いので入手し易いです。 反面個体差が激しいのでコンディションの見極めが大事です。 X-10R あたりの普及機でもしっかり調整されたものはなかなかの高音質なので結構使えます。
9.5cm/s で10号リールを回すと最長6時間の往復走行が出来るため、 通称エアチェックマスターとも言われていました。 |
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製造台数が少ない上、程度の良い実存機のタマ数が少ないので現在入手困難です。 シルバーカラーのため傷付いた個所の色合わせが難しいのと、テープカウンター操作ボタンと ホワイトVUメーター内部側面の紫外線焼けによる黄ばみが出ている物が多いです。 画像左がわのX-2000RSは若干黄ばみが出ていたので、ボタンを研磨して落としています。 しかし完全に黄ばみを除去するのは無理です。右がわのデッキは黄ばみが全く無く完璧な状態です。 シルバーに限らずこの機種のメッキボタンの傷に関しては全くお手上げです。 入手の際にはそのあたりを注意して見ると良いでしょう。 幸い両機共にはその辺の蒸着メッキ剥がれやスリ傷等は皆無の状態です。 また現在困ったことに外観の補修部品は、ほぼ全てにおいて入手不可になっています。 その他にX-2000系の調整は相当のスキルが要求されます。 メーカーサイドでも手を焼くほどの難儀ぶりです。 そうでなくても調整個所が多いティアック製デッキですからね。 難しい調整は時間の経つのも忘れるほどハマリます! このX-2000RSのまっとうな楽しみ方は画像のようにまず真っ黒な純正のクランパーを2個用意して、
6穴アルミリールのRE-1003Sを2枚セットしましょう。 またお好みによってダストカバーのTZ-650を掛けても良いと思います。 マニアの方はこれでご飯が3杯いけますネ! |
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業務用機が続きますが、このクラスのデッキは一般家庭での使用には 大きく設置場所をとるので気安く使う事が出来ませんね。 またこの位の大型コンソール機になると民生機と比べ全てにおいて別物に変わっており、 あまりの違いっぷりの凄さに驚いてしまうと同時に笑ってしまう程です。 例えばどうしてそんなに大きいモーターが付いているのとか、 必要十分以上に分厚いアルミ製フレームのシャーシだとか、 何でそんなにデッカイ基板がイッパイ刺さっているのとか、 そんなに高速で巻き戻さなくてもいいんじゃないのとか・・・・・・ 2トラ19・38・76cm/s の3スピードで、1KHz と 10KHz のテスト信号を発信できます。 その他に頭出しに便利なレバーの振り幅で送り出し速度を可変出来るキュー装置や、 73〜120%の範囲で微調整できるピッチコントローラーや、 メンテの際にはワンタッチで跳ね上がるトランスポート部が優れものです。 またオーバーヘッドに内臓されている10cmのフルレンジスピーカーは パワーも十分に( 2+2ワット位の出力? )迫力ある音が出ています。 肝心の音質は2トラ19でも調整次第で驚くほど伸びる超高音域! 見た目どおり裏切りのない素晴らしいデッキです。 やはりプロ用デッキ恐るべし!いかんなくその性能を見せつけてくれちゃってます。 画像のテープは動作テスト用に巻かれたホワイトリーダーです。
本機は改造を施しておりませんが、各パスローラー周りのパーツは バフ掛けをしたので鏡面仕上げのピッカピカです。 |
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本日オークションに出品しました、TASCAM 42NB です。以下はカタログから一部抜粋です。 40シリーズはプロフェッショナル・ユースの高度な要求と、過酷な使用環境に対応するために、 基本性能、操作性、機能性とあらゆる方向から高性能を追及。レコーディングスタジオや、放送局、 ビデオポストプロダクション、ホールなど、プロのあらゆる現場で高性能、高信頼性を発揮します。 ● ダイレクトドライブ&セラミックキャプスタンを採用 ● 4bit のマイクロコンピューターを搭載し、トランスポートの集中制御を実現 ● ヘッド部は消去、サイマルシンク、再生の3ヘッドで構成され、 サイマルシンクヘッドは録音機能と完全な再生機能を装備 ● 100dB 以上のダイナミックレンジと、30〜40dB のノイズリダクション効果が得られる dbx システムが接続可能 ● 音質重視の DC 構成アンプ ● すべての回路に安定化電源を装備 ● モーションセンシング&フルテンションサーボシステム採用 ● マイコン制御のリニアカウンター装備 ● ±12%ピッチコントロール可能。録音、再生時ともにテープ速度を変えられます。 ● 外部信号同期に必要な EXT ポジションも装備 ● プリント基板は1CH・1カードのプラグイン方式 ● レベルコントロール付きのステレオヘッドフォンモニター 1990年代のTASCAM業務用デッキはこの40シリーズと、50・60シリーズと段々大型化するオープンデッキが
沢山発売されていました。当時はその値段からとても入手不可だったので指を咥えて見ておりましたが、 まさかこれが中古であろうとも我が家に2台も鎮座するとは夢にも思いませんでした。 一番小さい42NB( それでも32Kgもありますが )ではありますが腐っても業務用機です、 最初に見て動かして音を出したときはぶっ飛んでしまいました。 ( しかしその次に入手したBR-20Nには失望しました ) あまりの凄さに次は42NBをDINヘッド仕様にするため、消・録・再ヘッド3個を9万円で購入して乗せ換えました。 改造後にその素晴らしさにはまたまた驚き、スチューダーを聴いた事もないくせして 勝手に 「 こりゃあスチューダーはいらねぇな・・・・ 」 とか思ってみたりもしました。 そうして42DBは現在我が家の真のマスターレコーディングデッキとして君臨しているわけです。 そのうち42DBの方は機会があれば、BR-20Dと共にプログ上で公開します。 |




