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沖縄の集団自決の問題に関して、色々なご意見を拝見した上で、釈然としない部分を指摘してから次へ進みたいと思います。
集団自決の軍の強制性を否定する記事を多々読みましたが、殆どが「資料としての証拠がない」という間接的否定だったり、渡嘉敷島など数例の部分的調査結果を根拠とした否定でありましょう。
それらの否定の多くの場合には「集団自決の本当の理由」についての記述がありません。
つまり、自らは集団自決の理由については語らずに、軍強制説論者に対する証明責任を求めるといった「摩り替え」とも思える手法を用いているのが殆どであります。
軍強制説には生存者の証言などのれっきとした主張の根拠があります。
(又、県史や町村史にも軍強制の証言を記した記録があるようですが、私は内容を知りませんので、ここでは根拠とする事は控えます。)
私は軍の関与及び強制を否定するならば、肯定派の主張に対する反論だけではなく、自らが考える「集団自決の理由」についても述べるべきだと思います。
もちろん、公平性を規すならば、その証拠の提示も含めてであります。
「軍命による」以外の理由としましては、鬼畜米英との洗脳による恐怖から自決を選んだとの主張をしている人もいましたが、それを投降するよりも集団自決を選んだという根拠とするには動機が薄いと考えますし、物証などの提示は困難でしょう。
しかし、それでも他の理由を挙げているだけマシではあります。
主張なき反論は「反論の為の反論」であり、とりあうには値しないと考えます。
例えば民主党のテロ特措法延長反対も、民主党に他の代案が無いならばその反対の説得力は半減してしまいます。
それと同じ事です。
反論・反対を述べるのであれば、自身の主張なり方法論も忘れてはいけません。
又、それとは別に教科書記載についても述べなくてはいけませんよね。
教科書は子供達の未来への道しるべともなる大切な教材です。
本当に疑わしいのであれば載せるべきではないでしょう。
とは言え、私は軍の強制という事例があった信憑性は極めて高いと考えます。
今までの記述で問題は無いと思います。
それが納得いかないのであれば、司法の場で争うべきでしょう。
今回の文部科学省の使ったような姑息な手段での排除は、思想的・利害的背景が無くとも、大会に参加したくなります。
今日の国会でも民主党横光議員の集団自決問題の追及に対して、文科相は反論も出来ずにタジタジのご様子でしたが、司法や国会などの開かれた場での論議を求めたいですね。
検定審議会や有識者会議などという見せ掛けの審議の場をこしらえて、それを根拠とする役人の手法はもう勘弁して欲しいものです。
官僚や政府はいつまでそんな手法を続けるつもりなのでしょう。
ありき有識者などは有識者ではありません。
私の部屋の押入れに隠してある南極一号となんら変わらないでしょう。
霞ヶ関のお役人はホントに腐っていますね。
では!
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Ayameです。Yahooに移られてから、自動的に更新メールがこなくなってしまいましたから、暇を探して、お邪魔するのが結構たいへんで、いつの間にか、たくさん更新なさっておられました・・・近代史の教科書掲載問題については、どの記載も、本当に、おっしゃるとおりです。昔から、縄文弥生に時間を掛け、年代暗記し、近代史は時間がないと言って、省略する授業でしたよね。国際社会では、自国の隠したい事実をも認識した上で、愛国心を持ちつつ、お互いの違いを認め合う事が必要なんですが、全くやっていることは、井の中の蛙です。ここ米国の幼稚園クラスでも、お互いの違いを認め合う週間というのがあるんです。多国籍であればこそ、お互いを尊重しながら、一つの国としてまとまっていこうとしているのです。強力なイデオロギーのもと、極右化していくのは、盲進するだけで良いことではありません。お母さん的発想で言うならば、戦争や特攻を美化するのは、まったく納得できません。死なせるために痛い思いをして、子ども達を生んだわけではありません。死んだらおしまい。生き残ってなんぼです。ですよねえ?
2007/10/13(土) 午前 9:20 [ Ayame ]
清々しいなぁ。「お役人は腐っていますね」同感です。
司法や国会での論議、大賛成です。やってもらいたい。
私も思想的・利害的背景はありませんが、おばぁ二人連れて、大会に行きました。じっとしていられなかったからです。
おばぁもそうですよ。ただ、あったことをそのまんま載せてほしいだけなのです。それだけなのです。
2007/10/15(月) 午前 1:28 [ 花 ]
花さん
そこなんですよね。
戦後、生き証人が多く軍命によっての自決の証言が圧倒的多数だった頃には論争にならず、生き証人が少なくなってきた現在になってから思惑とか学術的見地だとかの言葉で事実を歪曲する傾向を感じます。
遺族恩給を貰っていないおじいちゃんも言っていた・・・という事の真実性を私は優先したいですね。
では!
2007/10/16(火) 午前 2:59
Ayameさん
おっしゃる通りだと思います。
特攻隊員達の心情や想いに敬意を払っても、特攻という行為を美化してはいけないと思います。
理屈を重ねて愛国心を構成しても、こころと理屈は違います。
嘘、偽りがなく潔い国家ならば、自然と愛せるようになるんですけどね^^
では!
2007/10/16(火) 午前 3:16
なぜ戦争による非を政府は滅しようとするのか。なぜ戦前の政府を正当化するのか。過ちを認めることで自分の価値が下がるとでも思っているのか。それとも重大な秘密があり、過去の政府と決別していない何かがあるのか。まったくわからん。
2007/10/19(金) 午前 3:18 [ aki*iro*a*i1*17 ]
はじめまして カブさんのところから来ました 実は僕、ことの真偽がわからないので黙っていますが、内心では軍の強制があったのではないかとみています 特定の場所では濡れ衣だったかもしれませんが別のどこかではあったと思います 弾薬や武器の関係で米軍と正面から戦うことができなかった日本軍は民間人たちといっしょに逃げ隠れするしかなかったと思います 食料や隠れ場所の取り合いから軍にとって民間人は足手まといの存在になり、民間人にとっても頼りにならない存在だったでしょう 状況からみて自決を促したことは想像出来るのですが
2007/10/21(日) 午後 5:36
ただ 妻子を殺した民間人を責められないのと同じく、自決を促した軍も責められないと思います 極限状況の下にあったからです 結果として米軍に保護された民間人としては軍をうらむでしょうね はじめから投降していればよかったと思った人もいるでしょうが、後知恵のような気がします 分らないのは無かったと断定する方たちですが、どうしてそう判断できるのでしょうか
2007/10/21(日) 午後 5:41
ヒロシさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
読んで頂いて分かると思いますが、私もヒロシさんとほぼ同意見です。
責める責めないは別の話ですので、ここでは控えますね。
断定については私も解りかねます。
色々とそういった方々のブログを拝見しますと殆どが個別の例を根拠としていたり、軍強制証言の否定だったりします。
それを長々と説明する事によって、論点を曖昧にする論法のように感じます。
ただ、カブさんは、教科書の記述の意味について論じておられましたね。
結論を断言出来るのは当事者だけだと思います。
私達はそれらの証言のどこを信じるかという事でいいと思いますが・・・。
では!
2007/10/22(月) 午後 9:15