|
小沢民主党幹事長が、政府に対して要望書を提出しました。
地方から政府への直接的陳情を原則禁止とし、地方の要望は地方支部ルートととする新体系に沿った行動であります。
それで世間は大騒ぎであります。
問題点は色々と指摘されておりますが、何よりもの問題点は要望の内容に公約違反が含まれているという事ですね。
「ま〜た小沢か・・・」なんて声が、全国各地で囁かれていることでしょうね^^
さて、マニフェスト選挙は民主党の手柄とも考えられますが、ここで重大な欠陥部分も浮き彫りになってきたようであります。
簡単に申し上げますと選挙後の状況に応じた柔軟性が、有権者詐欺にもなり得るという点です。
有権者の投票行動の判断基準は全ての政策のバランス重視というよりも、身近な政策に対する一点掛けという人も少なくはないでしょうから、強い憤りを感じる人もいるでしょう。
単純に「嘘つき!」という事ですからね^^
しかし、多くの公約の中で今になって不具合を感じるものがあるならば、それを修正するという事はあながち間違いとも言えません。
ましてや、政権若葉マーク政党ならば尚更です。
問題はその公約違反が容認できる範囲かどうかという事ですね。
今回はそのうちの「子供手当ての所得制限」について論じてみたいと思います。
まぁ、結論から申し上げますと反対なんですけどね^^
所得制限のラインは流動的な現状で、定かではありませんので一概には言えませんが、線引きは非常に困難な作業となる事が予想されます。
上過ぎては主目的とする予算削減に繋がりませんし、下過ぎては公平感に支障が出ます。
何よりも緊急性の高い政策ですから、所得の掌握や手続きに手間取っては生活第一もなにもあったもんじゃありません。
又、私が最も危惧するのは、役所の裁量が介入する可能性があるという点です。
従来からある社会保障制度も書類や手続きが複雑で、使い勝手が悪く、形骸化しているものも少なくはないでしょう。
又、一例を挙げますと生活保護世帯の都道府県別比率が極端に違う事などが報道された事があります。
つまり、全国で対象者が偏っているのではなく、地域の役所の裁量に差がある点が指摘されていたのです。
役所の方針や上からの圧力で、市民の困窮頻度に関係なく、数字の調整は平気でやる奴等なのです。
書類の不備や不適合を指摘して、無知な市民を言いくるめるなど、性悪役人にはお茶の子さいさいでしょう。
現代は様々な労働形態があります。
ですから個々の所得の掌握はとても困難であり、手続きと確認が難航する事が予想されます。
かと言って全てを掌握しなければ不公平感が発生します。
「金持ちには必要ない」という単純な発想だけで引ける線でないと私は考えます。
この手の支援は、出来るだけシンプルにする事が、現実的であり現場主義と言えるのではないでしょうか?
又、お役所仕事なのですから申告制になる事は目に見えております。
例えば極端な話、年収一億の人がこまめに毎月申告するでしょうか?
お上が線を引かなくとも、自然とおおまかな線は引かれるような気がいたします。
長期デフレ不況で疲弊した市民生活において子育て家庭の多くは、例えば震災直後の被災地で食料支援を心待ちにしているような状況と言えるでしょう。
緊急性を要するその現場での支援で、いちいち被災頻度を確認してから物資を渡す事が、現実的と言えるでしょうか?
「未来を託す子供への支援」という趣旨に立ち返り、底辺の方々の緊急性を考慮した生活第一政策にして欲しいものです。
では!
|