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新政権の目玉政策の一つとも言える行政刷新会議が、注目を集めております。
なんとなく内容や位置付けの曖昧な感じの政策ではありましたが、いざ「事業仕分け」なるものから始まってみますと、中々の有意義な会議である事が分かってまいりました。
小沢氏との不仲から重要ポストを外されたとの噂のあった枝野氏を座長とした有識者諸氏による予算検問は、今まで好き放題に振舞ってきた官僚を震え上がらせるには十分な効力を発揮しているのではないでしょうか?
例えば、財団法人21世紀職業財団なる厚労省OBが役職を務める組織の予算が22億円計上されておりました。
内、管理費は12億円であります。
「月額1億円の管理費を必要とする施設って・・・?」「活動よりも管理のほうが金がかかるのか?」
などなど、庶民感覚ではとても理解出来ない予算請求内容であります。
行政の無駄を洗い出す事をスローガンの一つとして誕生した民主党政権である事は、官僚達も十分に承知している筈です。
にもかかわらず、このような不可思議な予算が「通れば儲けもの」と言わんばかりに要求されるというのは、どういう事でしょうか?
私は21世紀職業財団なるものの存在自体を知りませんでしたし、その財団がホームページで書いているような崇高な主旨の活動をしているとは到底思えません。
それは現状の劣悪なる労働環境や就業事情を考えれば一目瞭然であります。
おそらくは典型的な天下り先確保・組織維持を目的とした予算要求の一つであるのでしょう。
私にはまだまだ行政刷新会議なるものの真価は見えてはおりませんが、とりあえずはこれがオープン形式であり、庶民がまったく認識出来なかった諸々の組織の存在と内容を白日の下に晒したという事は高く評価したいと考えます。
もちろん、「〜財団」や「〜機構」といった意味不明な独法などは、全くの闇組織という訳ではありません。
が、市民が個々に係わるという事は殆ど無いでしょうし、記憶に残りにくい長く煩わしいその名称に執着する人も殆どいないでしょう。
つまり、今までは「公開された闇組織」だったという表現が適切のように思います。
政権交代初年度としては完璧な精査は無理でしょうが、これが制度化される事によって間違いなく無駄遣いは減っていくでしょうね。
官僚の無駄遣いへの指摘は、今に始まった事ではありません。
自公政権下では何故にこのような作業が出来なかったのでしょうか?
本当に腐った奴等だったんですね。
加えて官僚の面の皮の厚さは、並大抵ではありませんね。
では!
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