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〜私〜
夫が亡くなって一ヶ月。今でも夜、布団に入ると心臓マッサージの騒然とした雰囲気が頭の中で甦ってなかなか眠れないことがある。夫は仏になり、やっと楽になったのだ。生きていても何も楽しいことなどなかったのだ。家族のために8年も生きていてくれたのだ。・・・そう思うと「ごめんね・・・・」という言葉ばかり出てくる。
仕事には早々に復帰した。レッスンをしてると気持ちが切り替わって別の人格になるような感じ。仕事がなかったらストレスが溜まるばかりだったと思う。もうすぐ大人の生徒さん達のサロンコンサートがある。頑張らなきゃ。
〜義母〜
毎日、位牌の前でグズグズ言っていたが、少し落ち着いてきた。あんなに義姉のことを怒っていたけど、夫の死をきっかけに復活。しかし、義姉が「うちで一緒に暮らすか?」と言っても「行かない。ここでねねこさんと一緒に暮らす。婿さん死んだからって何も家を出て行かんならんことないで」と。
また義母の話では、私が義姉にお金を貸した日に「お母さん、家は私(義姉)に譲るって遺書書いておいて」と言いに来ていたことが分かった。その時に義母が「私、手が震えて字が書けない」と言うと「そしたらEちゃん(夫から見て姪)に書かせるから!」とも言ったそうな。驚いた・・・。そして、今回、義姉はその件で義母に謝ったのだそう。まぁ、もう遺書がなくても法律上、義母名義の家は義姉が一人で相続することになるものね。
〜介護仲間〜
病院に支払いと挨拶に行ったら、同室のKさんはじめ、介護仲間の人たちは夫が亡くなったと聞いて「そんなアホな−!!」と本当に驚いたそうだ。みんな「Nさん、いないけど、どこのお部屋に替わられたのかしら?」と思ったらしい。Kさんは、その夜、ショックで眠れなかったとおっしゃるし、夫よりちょっと前に亡くなったMさんの奥さんもたまたま挨拶に来てみたらうちの夫が居ないので、もの凄く驚いたらしい。またAさんは、わざわざ番号を調べてお悔やみの電話をかけてきてくださった。
そのAさん。「夜勤は看護師とヘルパーが一人ずつっていうのがねぇ。結局のところ人手不足。見回りもちゃんとしてくれているのかどうか・・・。○田さんもいなくなるし、Nさんもいなくなるし・・・お二人とも急だったしねぇ・・・。これからどうしたものかと考えてますよ」そんなこと言うような人じゃないんだけど。夫が急に亡くなったのがかなりショックだったらしい。そして「私に出来ることなら何でも力になりますのでね、何かあったら言って来て下さいね!」と名刺をもらった。
〜親戚〜
遠方だったりご高齢だったりで、四十九日に来てくれるのが義姉一家と弟夫婦だけになってしまった。お葬式だけは頑張って来て下さったけど、あまり無理に言えないし・・・。叔母(離婚した義父の弟の嫁)は「ごめん。本当にごめん。私はな、ねねこさん、あなたに悪いと思うだけや。これからまだ苦労が続くと思うとなぁ・・・何かあったら何でも言ってきて!」
〜友だち〜
喪中はがきを出した。すぐにお悔やみの電話が何件かかかって来た。中にはすでに夫を亡くしている友人もいる。阪神大震災で自宅も店も全壊。その後、夫を亡くしたR子さんは自営業なのだが、今年いっぱいで店を閉める決心をしたそう。そのR子さんの話だと、別の友だちは借金で裁判をいくつか抱えてるとか?みんな大変だw
〜夫の仲間〜
珠算協会つながりの先生(歳は20近く上だが・・・)に用があって電話した。義母のこともよく知っている人だが、夫のことは「純真無垢なぼんぼん」だとおっしゃる。そして、お葬式での義姉の様子を見て「えらい母親をいたわっているように見えるけど・・・なかなかしたたかな人や。昔から知ってるけどあまり話したことないわ」分かるんだなぁと思ってびっくりした。
で、お葬式の帰り、先生方で私の先々が大変だ・・・みたいなことを話していたそうだ。「私はなぁ、あなたに、これからは自分の人生を大切にしなさいと言ってあげたい一方で、義理を欠いたらあかんで・・・とも言ってあげたい。私も姑を最後まで看たけど、亡くなった時は、それはそれはさっぱり!した気持ちになりましたよ。あぁ、これで嫁のつとめを果たしたと思いましたね」女同士にしか出来ない会話だった。
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始めまして、まずはご主人様のことお悔やみ申し上げます。そして8年の介護本当にお疲れ様でした。
実は、遷延性意識障害で検索していたらここを見つけました。私の妻も脳梗塞から、遷延性意識障害になり3年がたちますが、常ずね体の色々なトラブルが起こり。悩んでいました。ねねこさんの介護の記録には共通する所が多々あり大変参考になっているとともに、私よりもすごくきめの細かい介護をされていたのだと、驚かされました。道のりはまだ長いかもしれませんが、家族のために生きていてくれる。という思いと、後悔しないよう、引き続き頑張っていきたいとおもいます。
ねねこさんは新しい生活になって行くと思いますが、お身体に気をつけて頑張ってください。
2014/1/6(月) 午前 1:07 [ tat*mo*2_0*06 ]
tat*mo*2_0*06さん、初めまして。備忘録のようなブログですが、少しでもお役に立てたとしたら嬉しく思います。
奥様も多分、意識状態に波があると思いますので、ふとした拍子にご主人の声が届いているかもしれません。病気になってからの方がお二人で濃い時間をお過ごしになっているのではないでしょうか?どうぞ、ご自身の人生も大切にしながら頑張って下さいね。
2014/1/12(日) 午後 8:36