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「カリートの道」 1993年
製作国:アメリカ 上映時間: 145分 原題:CARLITO'S WAY
今日は93年にブライアン・デ・パルマとアル・パチーノが
「スカーフェイス」以来のタッグを組んだこの作品。
出演は
アル・パチーノ、ショーン・ペン、ルイス・ガスマン、ヴィゴ・モーテンセン、ジョン・レグイザモ
デ・パルマと言えば良かったり悪かったり・・浮き沈みの激しい人って印象なんやけど
これはかなり良かった方の作品で^^・・て言うか一番好きかな〜
今回の「男の哀愁〜〜」ってテーマにもピッタリと言える内容でね。。
アル・パチーノが痺れる魅力を遺憾無く発揮してくれてるよ。
バハマへの夢は淡く消えゆく・・・
冒頭、セントラル・ステーションで夢へあと少し・・
と言う所で撃ち殺されるカリート。。
彼の最後の姿で始まり・・・
そこから回想のような形で物語は語られるんやね。
かつては麻薬王と恐れられた男・カリートは
親友でもある弁護士クレインフェルド(ショーン・ペン)の巧みな戦法により
30年の刑期を5年で終えニューヨークの街に戻ってくる。 誰もがその姿を恐れるんやけども
彼は言う
「俺はこの世界から足を洗う。。
南の島、バハマで観光客相手にレンタカー屋をやるのさ」
ナイトクラブのオーナーに収まり目立たぬよう、金庫に金を貯めていくカリート。
5年ぶりに再会した恋人のゲイルと美しい海辺で暮らす事を夢見て・・・。 しかしカリートは危険を承知でも義理人情だけは欠くことは出来ひん。。
コカイン中毒で無茶苦茶になった男、クレインフェルドの頼み。
後は自分を出してくれたこの男に返さねばならない借りだけ。。
それだけを返せば・・・あとはバハマが待ってる。。
好きなシーンがある。
出所後、彼女の部屋へやってくるカリート。
彼女は自分の事を考えず刑務所に行ってしまった彼を愛しながらも怒ってる。
なのでチェーン越しにしかドアは開けてくれへん。
「開けてくれ・・チーズケーキを買ってきたんだ」
「チーズケーキは嫌いよ」
彼女はチェーン越しの数センチにしか見えない彼の前でゆっくりと服を脱ぎ出す・・・。
胸まで露わになった時・・・カリートはたまらずチェーンをぶち壊し中へ。
彼女を抱きしめるカリート。
抱かれながら彼女は言う「チーズケーキはどこなの・・・」
いやいや・・これはええシーンやからね。
なんかこうやって書くと笑えるシーンっぽい感じになってしもてるけど^^
各キャラが濃く、それぞれが際立ってる。。
哀愁と殺気を背負った男カリートはアル・パチーノ以外、考えられへん役どころ。
ショーン・ペンはハゲで金髪のカーリーヘア。 実の所、彼の役どころがストーリーを引っ張ってるわけで
彼のいっちゃった感、小狡い小心者っぷりはもう最高。
かなり短い出演のヴィゴ・モーテンセン。
ここまで負け犬な彼を観たのははじめてかも。。ビビり泣く彼に注目^^
チンピラやけど何するか分からん若造・ジョン・レグイザモのキレっぷりも面白いとこやったね。
彼の階段ころげ落ちシーンはあっぱれ。
ラスト・・・
セントラル・ステーションでカリートが終われるシーンはかなり圧巻。
冒頭で観てるから彼が撃たれて死ぬのはわかってるはずやのに
この緊迫感溢れるシーンにはもうドキドキし通しで。。
カリートがエスカレータを降りながら一人一人撃ち殺すあのシーンは
まさに名シーンと言える。
このラストシーンにデ・パルマの美学を観たよ。
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