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10年12月5日 @シネ・リーブル梅田 戦場カメラマンとして世界中を駆け回ってきた塚原安行は、人気漫画家の園田由紀と 結婚し子どもにも恵まれるが、彼のアルコール依存症が原因で離婚。やがてアルコール 病棟へ入院した安行は、そこで出会った人々との触れ合いに不思議な安堵感を覚える。 家族の深い愛情に支えられ、安行は穏やかな日々を取り戻すが……。 (Yahoo!映画より抜粋) 正直どうしようもない酔っ払い男の体たらくと そこからの更正を描く作品ですが、中でも家族の温もりを ひたすら感じさせてくれるところが良作です。 アル中更正ストーリーはなかなか珍しく、 初めてモノ的なエピソードがいくつも盛り込ませた中に、 アル中患者の妄想を適度に挟みながら見せ、飽きさせません。 アル中になる気持ちもわからんでもないものとして、 また、多少は入院したことがあるものとしても、 他人事ではなく、楽しく興味深く見られました。 ただ、それを決して悲しく描くのではなく、 できるだけコミカルに見せるあたりが監督の手腕。 ダメ男を演じさせたらピカ一の浅野の醸し出す家族思いな雰囲気、 悲しみに満ち足りた達観さ加減を痛感させてくれる永作、 “わかってるくせに”の娘、関西便の味わいが抜群な高田聖子、 かなりチョイ役ながら豪華俳優陣も多く、抜かりない配役です。 さらに後半には、タイトルでもある“うち”=家族に スポットを移し、ゆっくりと温かく見せるところが涙を誘います。 蕎麦屋での息子のセリフ、台所に立つ嫁、海岸の風景。 ラストの儚さは、なかなか出せない潔さです。 やや話が多様で焦点を絞り切れない部分があったり、 西原のイラストが挿入されるのが蛇足だったりしますが、 紡がれるコミカルさ加減は、それもやむなしというレベル。 東陽一監督、もっとメジャー作品で 活躍してもいい逸材です。今後に期待します。 評価 : ☆☆☆☆
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東監督・・・久しぶりの作品じゃないですか?
77歳。こだわりを感じる作品になっていました。
トラバ、お願いします。
2011/1/13(木) 午後 7:35