Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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「不満足な王室派」

 今日(12日)は、連日続いてきたニューロードでの「デモ集会禁止域突破デモ」がお休みの日だ。何度も吸い込んだ催涙ガスのせいで喉を痛め、熱まで出してしまったために、昨日は一日中家で休養していたのだが、昨日は学生と青年組織が中心になったデモだったがせいか、警官隊とのあいだでかなり激しいやりとりがあったらしい。今日の「カンティプル」紙は一面で、学生リーダーのガガン・タパが胸に催涙ガス弾をあてられたあと、友人たちに抱えられている写真を掲載している。他にもネパール共産党統一マルキスト・レーニニストの元国会議員タンカ・ライと、人民戦線ネパールの学生リーダー、パダム・タパ・マガルが催涙ガス弾があたって負傷した。タパ・マガルは頭に弾があたり、ビール病院で手術をしたらしい。朝、学生リーダーの一人に電話をして昨日の様子を聞くと、警部クラスの警官が催涙ガスを放つ銃を自らもって、銃を平行にして撃ったという。催涙ガスは普通、弾が人にあたらないように、銃を45度くらい上に向けて撃つものだが、この警官はそれを知らなかったのか、あるいは意図的にガガンらをねらったものなのか。警官を見ていても、デモ隊に対して、あからさまに攻撃的な態度を見せる警官と、そうした警官を抑える警官がいる。2月1日以降、知り合いの政党活動家が逮捕されて留置されていたときにも聞いた話しだが、警官のなかには民主化勢力を影ながら支持している人もいる。

 新党のラストリヤ・ジャナシャクティ党のスールヤ・バハドゥル・タパ党首が、昨日開かれた幹部会議で「現政府が政党を排除しようという誤まった戦略をとっているために、王制支持者が減少している」と、国王率いる現政権を厳しく批判した。同党は、旧パンチャヤト派からなる国民民主党から分裂した新党で、王室派の政治家からなるが、彼らがこれだけ厳しい政府批判をするということは、現政権を支持する人が極めて少ないという現実を示している。昨日発売された週刊誌「Nepal」にも、「不満足な国王派」というタイトルで、現政府のやり方に不満をもつ国王派政治家がいるという記事が掲載されていた。ビスワ・バンドゥ・タパやディルガ・ラジ・プラサインなど、元々、ハードな王制支持者として知られる政治家が、「内閣に問題のある人物ばかりを入閣させた」「国家の問題を解決するよりも、問題はますます深刻化している」といった政府批判の発言をしている。


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