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 やはり、プラチャンダの声明は、7政党の今日の会議で、両者のあいだの‘understanding’に関して可決された直後に出されたものだった。それにしても、気になるのは、プラチャンダの今日の声明文で、「共和制」に関してまったく触れていないことだ。これも7政党とのあいだの‘同意’ととっていいのだろうか。BBCネパール語放送でも話していたが、声明文のなかでは、「ロクタントラ」の後ろに、かっこでくくってわざわざ「Democracy」という但し書きがしてある。市民活動家たちが集会で、「ロクタントラ(民主主義)」という言葉を「プラジャタントラ(民主主義)」と区別して、「国王のいない民主主義」つまり「共和制」という意味として使っているが、これとは別の意味という意図で「Republic」の代わりに「Democracy」と書いたのだろうか。マオイストとネパール統一共産党(UML)の‘合意書’には、明確に「ロクタントリック・ガナタントラ(民主的共和制)」と書いてあるのと対照的だ。「マオイストは儀式だけの王制なら受け入れることに同意したのか」というBBCの質問に対して、UMLのK.P.シャルマ・オリは明確な答えをしなかった。「共和制」に関しては、もしかすると、マオイストの指導層のなかで意見が分かれているのかもしれない。私がロルパで会ったさまざまなレベルのマオイストは、ほとんどが、はっきりと「民主的共和制が最低限の要求だ。セレモニアル王制も受け入れない」と言っていた。もし、指導層が王制を受け入れるようなことを明らかにしたら、党内で反発が起こる可能性が高い。

 それと、UMLのネパール総書記がこれまで何度か、公の場で「マオイストは国連に対して武器を引き渡すことに同意している」と話しているが、この声明文には「武器の引渡し」に関しては触れられていない。「制憲議会選挙のときに、王室ネパール軍と人民軍は国連あるいは他の機関のコントロール下に置く」と言う表現だ。その後、武器をどうするかに関しても沈黙を保っている。

 先週、メディアをにぎわせた「ニューデリー合意」に関しては、今日、意外なことを聞いた。17日にニューデリーでプラチャンダ党首を含めたマオイストのリーダーと、ネパール会議派のコイララ党首、UMLのネパール総書記らが会見したと伝えられたが、実はこの席にプラチャンダはいなかったというのだ。プラチャンダはコイララ党首らと電話で話しをしただけだというのである。これが本当に‘事実’だとすると、彼らが記者団の質問に対して、頑なに「マオイストとは電話で話しただけだ」と話したことも、半分は真実ということになる。もう少し時間がたてば、真実が明らかになるだろう。「共和制」のことはともかく、マオイストと7政党が「制憲議会選挙の開催」で同じ土俵に立ったことは大きな進展だ。そこにいたるプロセスに関しては、両者で意見が異なるが、それは今後の話し合いで調整できるかもしれない。


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