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ここ何年か、ネパールの政治にどっぷりと浸かった生活を送ってきた。政治そのものに関わっているわけではないが、朝起きて読むものから、会う人まで、ほとんどが政治に関連している。好きだから仕方ないというか、これも一種の贅沢だと思っている。日本でこんな生活をしていたら、とても食べてはいけないだろう。特に、「2月1日」以降は、朝起きてから夜寝るまで、マオイストを含めたネパール政治のことばかりを考える生活だった。他の事に興味が向かないということも、また事実である。しかし、昨日は久しぶりに政治とは関係のないプログラムを見て、かなり気分転換をさせてもらった。英字週刊紙「Nepali Times」が後援するジェーン・グードル博士の講演会である。
私事になるが、かつて学生だったころ、アフリカの野生動物のフィールド調査にあこがれた時期があった。京都大学探検部系の今西錦司博士や河合雅雄博士、伊谷純一郎博士らの書かれた本をむさぼるように読んだ。卒業後、科学雑誌の編集部で働いていたころ、縁あって野生生物系の記事を担当させてもらい、「National Geographic」などに掲載されたジェーン・グードル博士のチンパンジー研究を含めた、アフリカ関係の記事にもたくさん接した。アフリカの野生動物に対する興味は衰えず、ケニアを2度訪れたりもした。その後、さまざまな出会いと偶然が重なって、現在、ネパールで政治を対象とする取材をしているが、ロルパのマオイストに対する興味と、アフリカの野生動物に対する興味は、基本的に根源が同じだと感じている。
さて、グードル博士は想像していたよりも小柄で、ずっと上品な婦人だった。写真で見ていたよりも若々しくきれいで、驚いた。60歳代後半になられるが、国連の平和大使として世界を駆け回っているということだった。「言葉を通じて、地球のために何かをしたい」と話した。約1時間にわたって、タンザニアで40年にわたって続けてきたチンパンジーの研究の逸話をいくつか話された。チンパンジーが非常に人間に近い動物で、家族の絆が強いこと、子育てに時間をかけること、相手を思いやる行動を見せることなど、静かな話し振りだが、心に響く話を聞かせてくれた。講演会のタイトルは「Reason foe Hope」だった。
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グドール博士本当に美しいですね。名前は知ってたけど顔は知りませんでした。 色々ばたばたしてますが、こちらは常にチェックしてます。 更新楽しみにしてます。 ps みーちゃんは元気です。
2005/12/3(土) 午前 1:13 [ nechan ]
ヒメも元気です。だいぶ、ぼけてきましたが。
2005/12/3(土) 午前 11:54 [ nep*l*jo*rnal ]