Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 昨日、コイララ首相は4日間のインド訪問に出かけたが、ニューデリーの空港でインドのマンモハン・シン首相みずからがコイララ首相を出迎えたことが大きく報道された。ネパールの首相、国家元首をインドの首相が出迎えるのは初めてなのだそうだ。外相クラスの大臣が出迎えるのが慣習だそうである。日刊紙「Kantipur」によると、シン首相はコイララに「あなたのようなビッグ・リーダーは南アジアにはいない」などと話したという。インド政府がコイララ首相を突然、レッド・カーペットで出迎えた背後には、必ず何か理由がある。今日午前中のシン・コイララ会談で、インド側がネパール政府に約したという特別財政援助も、コイララ政府に対する“ご褒美”なのだろう。何に対するご褒美かというと、それは、セレモニアル王制を残す意図で作られた5月18日の国会宣言。そして、ネパール軍を保護したいというインド政府の意図に応えているコイララ首相の態度である。こうしたインド政府の意図の背後には、もちろん米英政府の合意がある。警察、武装警察、国家調査局のトップを罷免しながら、彼らよりもさらに責任重大な軍トップを今にいたるも処分していないという事実。コイララ首相が軍参謀長に「軍にはタッチしない」ことを約したと言われていること。先日、王室ネパール軍の違法殺害、悪質な人権侵害の事実を暴露した国連高等人権弁務官事務所のレポートに対するコイララ政府の無関心。こうした事実の背後に、インド政府の意図に従うコイララ政権が見え隠れする。マオイストのコイララ政権に対する疑いは決して、プロパガンダのためだけではない。ネパール軍の、あれほど非人道的な行為を無視して、軍幹部を温存しようと試みるなど、コイララを初めとする大臣たちには、本当に愛国心があるのだろうかと疑う。

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インド政府は、なぜネパール軍をかばう必要があるんでしょうか?

2006/6/10(土) 午後 8:17 [ 中島 洋 ]

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インド軍とネパール軍の関係は「兄弟」のようなものです。グルカ兵として大勢のネパール人がインド軍で働いているだけでなく、インド軍はネパール軍にさまざなま形で援助をしてきました。兄が弟分をかばうようなものと思っていただいてもけっこうです。

2006/6/10(土) 午後 10:00 [ nep*l*jo*rnal ]

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なるほど解りました。

2006/6/17(土) 午後 4:09 [ 中島 洋 ]

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