Kathmandu Journal

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コイララ首相の凱旋

 昨夜のプラチャンダのTVインタビューについて、今日、何人かの人と話をする機会があった。ある程度、ネパール政治を知る人にとっては、新しい内容がまったくなかったという点で一致したが、ネパール会議派やUMLなどの他の政党のリーダーとは真剣度がかなり異なるという印象を与えた点では、いい広報になったという人もいた。暫定政権に加わることにあからさまな焦りを見せたことはあまり良い印象を与えなかったようだが、共和制を実現するには下院をすぐにも解散して、マオイストを含めた暫定内閣を作る必要があることは、まぎれもない事実である。バブラム・バッタライもプラチャンダと同席したようだが、ちらとしか姿が映されなかった。議会政党と手をむすぶという戦略は、もともとバッタライが主張した路線だった。プラチャンダは昨年2月1日の直前までは、国王との直接対話を望んでいた。これまでマオイストがとってきた方針は、ほとんどがバッタライが主張した路線だったのだが、ここにきて、どうも、バッタライの権威が落ちたような気配が彼の風貌から感じる。

 コイララ首相が夕方帰国した。15億ルピーの年間国家予算援助、15億ルピーにおよぶ武器購入時の未払い額の帳消し。140人を超えるインドで勾留されているマオイストの釈放など、コイララ首相はいろいろなご褒美を手に帰国した。コイララ首相が帰国後、下院が休会するというニュースもある。昨日のプラチャンダの「早く下院を解散しろ」宣言に応えて、統一共産党のマダフ・クマール・ネパール総書記が今日、「下院は解散しない」と発言した。議会ののろのろとした進行を見ていると、議員が約した制憲議会選挙まで、いったいどれだけ時間がかかるのだろうと思う。

 

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