Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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懐かしい顔

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 Kantipur TVで、弁護士インドラ・ロハニのプログラム「バハス」を見た。「バハス」はロハニによるインタビュー番組なのだが、今日放送された番組はシンドゥリ郡にある人民解放軍第二師団の駐屯地を訪問して作った特別番組だった。例によって、プラチャンダ党首をもやりこめた鋭い突っ込み式の質問で、ロハニがさまざまなマオイストや村人、そして警官からも話を聞きだす。駐屯地でロハニがインタビューをしたマオイストのなかに、知っている人物が何人かいた。そのなかに、左頬に負傷した傷跡が残る「ガガン」を見て、とても懐かしく思った。東ネパールのコタン郡出身のガガンとは、昨年10月にロルパ郡タバン村を訪れたときに会っている。ガガンら東師団からの1個中隊は、その10か月前に東ネパールから歩いてロルパに移動し、ロルパで活動するマンガルセン旅団とともにいくつかの襲撃を戦い、私がタバンにいたとき、ちょうど使命を終えて東ネパールに戻るところだった。ガガンらは大勢の犠牲者を出したカーラ襲撃などにも参加し、ロルパに来たときには63人いたメンバーのうち20人近くが死傷しており、東に帰るときには40数人に減っていた。タバン村で彼らの「ビダイ・プログラム(送別会)」を見たのだが、歌がうまいライ族のガガンは、即興でマーダルをたたきながら「家を離れて長い時間がたった。銃を枕に故郷を思う」と、哀愁のこもった声で歌っていた。ガガンらはその後、再び約45日をかけて歩いて東に戻ったはずだ。これまでに会った大勢のマオイストのなかに、何人か強い印象を受けた人がいるが、ガガンもその1人である。ガガンの元気な顔を見て嬉しかった。

写真;昨年10月、タバン村で開かれた送別会で、「ラール・サラーム!」をするガガン(左)。


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