Kathmandu Journal

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ロクタントラ1周年

 1年前の今日(ネパール暦バイサク月11日)午後11時すぎ、ギャネンドラ国王はテレビを通じて7政党の要求である国会の復活を宣言をした。7政党はこの宣言を19日間の運動の“勝利”と受け止め、運動を中止した。その後起こったことはご存知のとおりである。1年たった今も、制憲議会選挙の日程さえも決定していない状況だ。政府は今日を「ロクタントラ記念日(民主化記念日)」として公休日にした。今日は朝からこの日を祝うさまざまなプログラムが開かれた。午前中にはサイニクマンツ(軍用広場)で、コイララ首相を主賓とし、閣僚や外交官などが出席して、ネパール軍のパレードなどを披露する公式式典が開かれた。私はこれは見に行かなかったのだが、ステージに書かれた国王の名前や国王を讃える言葉を消すよう政党活動家らが騒ぎ出し、官憲側がこれを鎮圧したと報道されている。正午からは、市民グループがカランキからデモをしてバサンタプルに行った。先日くじいた足の具合が良くないため、デモには行かず、午後2時からバサンタプルで開かれた市民グループの集会を見に行ったのだが、2時すぎに着くとすでに広場は人で一杯だった。最近は、こうした集会では人をかき分けてまで前に行こうという気持ちも失せてしまったため、周辺を歩き回りながら、一般市民の反応を観察していた。マオイストも大勢見にきていたようで、アグニ・サプコタなど何人か知り合いに会った。集会はパドマ・ラトナ・トゥラダール氏が会長を努める「ロクタントラを祝う委員会」が主催したもので、政党からはプラチャンダ党首、統一共産党のネパール総書記、ネパール会議はのラム・チャンドラ・パウデル幹事長の3人のリーダーが招待されていた。面白かったのは、NCのパウデル幹事長に対する聴衆の反応で、会場に到着したというアナウンスがあると、聴衆はブーイングを始め「ラムチャンドラ・ムルダバード!」というスローガンさえも聞こえた。パウデルが演説を始めると、あちこちから棒やら何やらが投げつけられ、ブーイングで妨害されて演説は聞こえなかった。この反応からもわかるように、市民たちはコイララ首相が率いるネパール会議派に対して、強い不満を持っているようだった。政党関係者だけでなく、有名や役者(マノジ・ガジュレルやマハなど)、歌手(ナンダ・キショル・ジョシら)まで、パウデルを除く演説者全員がはっきりと共和制を求める演説をしており、聴衆の雰囲気にもはっきりと共和制支持が現れていた。最後のほうで演説をしたプラチャンダ党首が暫定立法府で共和制を宣言すべきだと話すと、大きな拍手が起こった。プラチャンダが話しているときに、突然雨が降り出すというハプニングもあったが、今日の集会は市民の反応を改めて確かめるいい機会だった。

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昨年の24日の記念すべき日は、エヴェレスト ベースキャンプにいました。麓から上がってきたシェルパ族の青年が、国王が国民の言う通りになたと、私のガイドに話していました。これでネパールは大きく舵を切ると思いましたが、希望的観測に過ぎなかったようです。 一つの国の方向を変えるのは、一朝一夕には行かないと言うことでしょうか。日本の明治維新の混乱を思い起こしています。

2007/4/25(水) 午後 1:35 [ kobayann ]

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