Kathmandu Journal

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楽しいバスの旅

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 地方に取材・調査に出かけたときの楽しみの一つに地元の食べ物があることは、以前にも何度か書いたが、最近、バスの旅も面白いなと思っている。ロルパなど地方に行くときには、時間の節約と安全のために、なるべく飛行機とジープを使うようにしているが、帰りは日程が決まっていないために、飛行機に予約ができないときには、バスを乗り継いで帰ってくることがある。これが結構、楽しいのだ。

 たとえば昨年のことだが、ピュータンに行ったとき、ローカル・バスに乗って、マヘンドラ・ハイウェーにあるダン郡バルワンまで行き、カトマンズ行きのバスに乗り継いだ。どのバスも中途になるために、なかなか良い座席にあたることが難しいのだが、一人であることもあり、このときには、西ネパールのダンガディから来た“豪華バス”に席をとることができた。しかも、私が外国人であるためか、ドライバーがわざわざ、ブトワルから運転席の後ろの一番いい席を私のために確保してくれた。このバスがまた、「こんな素晴らしいバスがネパールにもあったのか」と驚くほど、大きな座り心地の良いシートで、タライの景色を楽しみながら乗っていた。

 かなりボディーの大きなバスだったのだが、モンゴル系のドライバーがとにかく、すごいスピードで走らせるのである。それでも、ハイウェーを走っているうちは良かったのだが、ナラヤンガートからムグリンに向かう渓谷沿いの曲がり道に入ると、次々に前のバスやトラックを追い抜こうとする。このころ、すでに暗くなっており、渓谷側がよく見えなかったから良かったものの、最初は実に冷や冷やした。しかし、それも慣れるようで、ドライバーの後ろの席から前を見ていると、まるでジェットコースターに乗っているような気分になった。体が右に左に揺れて、だんだん眠くなってきた。たまたま、無事にカトマンズに着いたために、こんなことが書けるが、後になって思い出しても、本当に怖い運転だった。

 と、突然、政治とは関係のないことを書きたいと思ったのも、中央政治があまりにも情けないからだ。今日から暫定立法府の定例議会が始まったのだが、今朝は7党のトップ・リーダーが一応、議会の直前に合意解決を試みる“振り”をするために集合したものの、会合はコイララ首相の「会合延期」の宣言のあと、5分で何も話し合わないまま終わった。一体、7党はなぜに10日間の“猶予”をとったのか、まったく意味がない。

 写真は、昨年のダサイン祭のときに、ダン郡ゴラヒからロルパ郡ティラに向かうバス。このとき、われわれはジープで行ったのだが、バスはダサインのための実家に帰る人たちで一杯だった。道路はちょっとわかりにくいが、バス1台分の幅しかなく、道路の下は崖である。

 

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今回のバスの話のような、チョットした日常の描写が、ネパールへの理解をより深めてくれると思います。
ところで、コイララさんは八方塞がりのようですが、単にコイララさん自身の優柔不断のせいだけとも思えません。
コイララ氏を取り巻く状況を、少し詳しく教えてもらえると有り難いです。例えば、アメリカやインドの思惑とどう関係しているのかとか、ネパール会議派内部の権力闘争の様子とか、王室や軍、娘との関係などなど、、、いずれ本に書かれることかも知れませんが、旬のうちにさわりだけでも聞かせてもらえたらな、と思っています。

2007/11/30(金) 午前 11:55 [ ぱっぱらオヤジ ]


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