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今日は午後から、今回の制憲議会選挙で当選したロルパ郡出身の10人の新議員を祝うプログラムがあった。10人のなかには、ロルパ出身ではないが、ロルパ郡第2区で当選したプラチャンダ党首も含まれる。また、ロルパ出身だが、カトマンズの選挙区で当選したジャック・スベディやラリトプルで当選したアナンタも含まれる。5人は小選挙区の当選者、5人は比例代表制の当選者だ。女性が5人含まれている。プログラムの主催はカトマンズ盆地のマオイストの学生組織だったが、会場には党外のロルパ出身者もたくさん来ており、大勢の知り合いに会うことができた。
プラチャンダ党首は、人民戦争のあいだにロルパの人たちに世話になったことを話すとき、よく感情的になる。そういう恩は忘れない人のようだ。インドに潜伏しているとき以外は、ロルパで長い時間を過ごしており、とくに、2003年に停戦を破棄したあとに、マオイストのリーダーが続けてインドで逮捕されたあと、プラチャンダ党首はしばらくロルパで過ごしたことがあった。やはり、ロルパに対して特別の思いがあるのだろう。
今日、比例代表制の当選者が公にされた。今日から21日以内に制憲議会の最初の会議が開催されることになる。今日開かれるはずだった、7党の会議は明朝に延期されたが、果たして、新政府に関する話し合いはうまくいくだろうか。インドの新大使は、今日、プラチャンダ党首と会見したさに、「コイララ首相率いる現政府で継続してはどうか」と話したという。いよいよ、インドの本音が出てきたというところだろう。もちろん、マオイストがこれを受け入れるわけもない。コイララ首相は今日、カトゥワル軍参謀長と会った。カトゥワルも、コイララに現政府継続を強く要請している。コイララ首相がどう出るのだろうか。プラチャンダ党首は今日の演説のなかで、「国内外の勢力が、われわれの政権発足の邪魔をしたら、制憲議会の初日に、首都と各郡庁所在地を占拠する」と話した。マオイスト政権発足は、なかなか順調に行きそうにない。
写真は、ロルパ出身も元パンチャヤト議員、バム・クマリ・ブダ・マガルがプラチャンダ党首に祝いの黄色い布をかける。プラチャンダ党首の右手に座るのは、クリシュナ・バハドゥル・マハラ情報通信大臣。
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