Kathmandu Journal

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 ネパールで初の女性副首相となったネパール会議派のサイラジャ・アチャルヤが、今日、危篤状態でティーチング病院に運び込まれた。以前もこのブログに書いたが、サイラジャ女史はコイララ党首の姪で、私が知るかぎり、同党のなかで数少ない“良心”をもった政治家だった。日本でも、ネパールでも同じなのかもしれないが、この国でも“良い人”ほど政治家としては成功しない。女史は、ネパール会議派の女性活動家のなかでは圧倒的に信頼されていたが、党内では最後まで強い基盤を築くことができなかった。皮肉なことに、汚職政治家と大臣になることにしか興味がない腐った政治家の周囲に人が集まるのが、この国の政治の現状。汚職にも権威にも執着しなかったサイラジャ女史は、大臣の席から降りたとたんに、急激に党内での地位が弱くなった。

 パンチャーヤト時代からの民主化への貢献度としては、党内での歴史が浅いスジャータ・コイララよりはサイラジャ女史のほうが圧倒的に大きい。本来であれば、コイララ党首はサイラジャ女史をバックアップすべきだったのだが、近年はほとんど無視した状態だった。女史が病に侵されたのは、こうした党内での不遇が原因だったとも言われている。アルツハイマー病だという噂もあり、意識はすでに自分のものでなくなって大分たつようだが、彼女の個人史を聞くことがもはやできなくなったことを大変残念に思う。

 写真は、2005年にラリトプルで開かれたネパール会議派の党総会でのサイラジャ・アチャルヤ。


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