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昨日はネパール月のサウン・サンクランティ(サウン月1日)。毎年恒例となっている、ロルパのマガールの人たちのお祭りを見に行ってきた。アターラ・パンティと言われるロルパのマガールは、マーゲ・サンクランティ(マーガ月1日)から半年間、楽器をしまいこんで、音楽を鳴らさない習慣だった。そして、半年後のサウン・サンクランティの日に、さまざまな楽器にプジャをして、再び音楽を鳴らしはじめる。昨日も、楽器にプジャをしたあと、マガールの人たちのさまざまな踊りが披露された。写真にあるのは、「ジョーギ・ナーツ」と呼ばれる踊り。お面をかぶった2人の若い男性がジョーギの格好をして、観衆を笑わせながら踊る。ときに、観衆のなかに混じって、からかいながら踊ってまわる。観衆はダンサーにお金を投げる。男性がグループで踊るサランゲ・ナーツやパイサリ・ナーツでは、小さな子供も混じって踊っていた。若い人たちがこうした伝統文化に興味をもつことは嬉しいことだ。
政府が予算発表したあとから今日まで、全国の役所では、公務員が給料値上げを求めて抗議運動をしている。政府側は、全国に何万人もいる公務員の給料を一斉にあげると、さらなる物価上昇につながることから、給料は上げないが、物価高手当てを月給の10%から12%つけるとしていた。しかし、公務員側はこれを不服として、給料の値上げを求めている。与党を含めた政党側は「公務員の給料を上げないと、彼らのやる気がなくなる」(ネパール会議派)と、公務員の肩をもつ発言をしているが、新聞の読者欄やオンライン・ニュースの読者欄を読むと、「仕事をしない公務員の給料をなぜ上げる」「物価高に苦しんでいるのは公務員だけでない」「公務員の給料をあげるのではなくで、物価高対策をとれ」という民間人の意見が目立つ。そのとおりだと思う。これまでの状況を見ていると、給料を上げたからといって、公務員の仕事の能率があがるとも思えない。公務員はここ数年、私が記憶するかぎり、毎年約20%の物価高手当てをもらっている。政府が取り組むべきは物価高対策だと思うのだが、政府の政策のなかに具体的な方針・対策は皆無。このままでは、貧富の差はますます広がるばかりである。
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