Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 マオイスト軍の統合問題に関連して、問題発言が続いている。一昨日、ジャパで開かれたプログラムで統一共産党のK.P.オリは「マオイストは国軍に統合されるべきでない」と発言。昨日、今度はネパール会議派のコイララ党首が、「マオイストは(国軍ではなく)社会にリハビリされるべき。和平協定には彼らが国軍に統合されるなどとは書かれていない」と言い放った。マオイストのcantonmentでは、資格検査に不合格となったマオイストが海外出稼ぎや職業訓練などの「リハビリ」ではなく、治安機関への統合を求めていると報道されるなか、マオイストと他党との距離がますます広がっていることを暗示する発言である。

 包括的和平協定には、確かに「マオイスト軍は国軍に統合される」とはどこにも書かれていない。「武器と軍の管理」の条項に、「暫定内閣は、マオイストのcambatantsの監視、統合とリハビリの作業を行う」としか書かれていない。最も具体的に書かれているのは、和平協定の調印の直後にUNMINとネパール政府、マオイストのあいだで調印された協定だが、ここには「cantonmentにおいて正式に登録されたマオイスト軍のcombatantsのみ、決められた基準に従って治安機関への“possible integration(あるかもしれない統合)”の対象となる」とあり、“治安機関”への統合が確実に起こるわけではなく、“possible”にすぎないことを示唆する形で書かれている。

 こうしたあいまいな表現の協定に調印したのは、明らかにマオイスト指導部の誤りであり、今後、統合反対派がこの協定の内容を取り沙汰する可能性は大いにある。バンダリ国防大臣は今日からインドを訪問するが、この問題も間違いなく話題となる。国防大臣の帰国後の発言が気になる。

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