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パラマナンダ・ジャー副大統領の辞任がほぼ確実になった。ジャー副大統領が、昨年の就任時にヒンディー語で宣誓をしたことに関して、16日に最高裁はこれを違法とし、7日以内にネパール語で宣誓をしなおすことを指示する判決を下した。これに応じなかった場合、自動的に副大統領ではなくなるという判決である。政府は宣誓をしなおすことをジャーに求めたが、マデシ政党やマオイストは宣誓をするよりは辞任をすべきという立場をとっている。今日になって、ジャナジャティ(民族系)のグループも「ネパール語で宣誓をしなおすべきではない」とする意見書を副大統領に提出。このときの会見で、副大統領は宣誓をするよりは、辞任をする意向であることを伝えたという。
今日、副大統領に会って、「ネパール語で宣誓をしないよう」求めたジャナジャティのリーダーのなかには、マオイストの議員から、統一共産党の議員まで含まれる。つまり、この問題は政党間の相違の問題ではなく、ネパール語ではない母語をもつジャナジャティとマデシの問題である。与党はすでに、大統領と副大統領はネパール語以外の言語で宣誓をできるよう、暫定憲法を改正することで合意している。しかし、副大統領はそれを待つことなく、マデシとしての“プライド”を守るために辞任する可能性が高くなった。ジャーはヤダヴ大統領と違って、政治家ではなく、政党に属したこともない。最高裁の元判事である。同じマデシ出身の大統領は、ネパール語で宣誓をしなおうようジャーに求めたが、ジャーを副大統領にしたマデシ・ジャナアディカール・フォーラムやタライ・マデシ民主党は、ネパール語では宣誓をするべきでないという意見である。この問題は、ネパール政界にさらなる対立の種をまくことになりそうだ。
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相変わらず国民無視のごたごたが続いているのですね。
大変寂しいことです。これからも現地からの情報発信
期待しております。
2009/8/27(木) 午前 11:44 [ さみしいですね ]