Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 今日の夕方のトップニュースは、「カリマ・ベガムがCDOを殴った」というものだった。ベガムは昨年の制憲議会選挙で、パルサ郡の選挙区から立候補して当選したマデシ・ジャナアディカール・フォーラムの女性議員である。ムスリム女性として初めて選挙に当選している。もっとも、制憲議会の前までは政治のことはほとんど知らず、女性でムスリムという2つの被抑圧者層に属するところに目がつけられて、立候補者名簿に名前が載せられたものだ。ベガムは先の内閣拡大のときに、農業協同組合省の国務大臣に任命された。私も1度だけ彼女に取材をしたことがあるのだが、口の悪さに少々辟易したことを覚えている。

 ベガムは今日、パルサのCDO(郡行政長官)が要求したような車を貸さなかったと言って、数十人のサポーターを連れて、CDO事務所に押し入り、彼女自身がCDOを殴ったそうである。ベガムはこのCDOが前々からマデシ議員を見下すような態度をとっていた事が気に入らず、今日、ついに手が出るまでに至ったと殴った理由を説明している。彼女の言い分が真実であるならば、つまり、バフンの男性であるCDOが本当にベガムをムスリムの女性だから見下していたのであれば、喝采をしたいところであるが、テレビのニュースで様子を見ると、やはり品位に欠ける行為としか言いようがない。

 ニューデリーに“参詣”していた統一共産党のカナル党首は今日、ようやくインドのマンモハン・シン首相と会見することができた。カナル党首はインド政府の招待で行っていたにもかかわらず、シン首相はなかなか会見の時間をくれなかったようで、カナルは昨日の帰国予定を明日に延ばして会見にこぎつけた。一足先に帰国したフォーラムのウペンドラ・ヤダヴ党首は、インド側は現政府を維持する方針であると話している。「インドが作った政府なのだから、インド側が維持したいと思うのは当たり前」とヤダヴは話している。これはつまり、マオイスト側が大幅譲歩をしないかぎり、現在の政治問題は解決しないということである。



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