Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 年末年始と外出・外食が続いている。1日のバンダの日には、「トゥンバを飲みに行こう」という友人の誘いに乗って、夕方、タメルまで歩いていった。バンダであるにもかかわらず、タヒティ・チョークにある地元の人に人気の店は大変な行列だった。この店をあきらめて、ツーリストがよく行くチベット料理の店に行くと、日本人ツーリストのグループで賑わっていた。話しをしたわけではないが、お正月をネパールで迎える同郷の人たちには、何となく親近感を覚える。ネパールのお正月を楽しんでほしいものだと思う。

 さて、ネパールの政治は新年とはまったく関係なく動いている。マオイストは新年早々、また誤った決定をした。第4段階の抗議運動として、トップ・リーダーをカラパニやススマなど、インドとの領土問題がある土地を訪れて反インドの集会をするというのだ。西ネパールのカラパニは、1960年代の中印戦争のあと、インド、中国、ネパールの3国のあいだで領土侵犯の問題が起こっている、きわめてセンシティブな地域である。インドの国境警備隊がネパール側の領土に駐屯しており、これまで、統一共産党を含むさまざまな政党がインドを批判してきた。昨日の政治局会議の決定によると、このカラパニにプラチャンダが行って、集会で演説をするのだという。「反インド」の運動には反対をしてきたバブラム・バッタライも、ナワルパラシのススマに行くことになった。

 新憲法制定の期限まであと半年も残っていない。今は、領土問題をスローガンに反インドの運動をするような時期ではない。インドとの距離をますます大きくするような行動は致命的であることを知っていて、こんな愚かな決定をしたのだろうか。和平プロセスを完結させること、新憲法を制定すること、この二つが今のネパールにとって最重要事項である。道に迷ったマオイストは、本来の道を大幅にはずれて、取り返しのつかない事態にならなければよいのだが。


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