Kathmandu Journal

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 マオイスト党内でプラチャンダが孤立化しているようだ。政治局会議の最終日だった昨日、自分が次期首相になれなかったら野党にまわるべきだと主張したプラチャンダを、党ナンバー2の“キラン”とナンバー3のバブラム・バッタライの両者が批判したという。和平プロセスに入ってからバッタライの現実路線に反対の立場をとってきたキランは、このところプラチャンダの側についてきた。しかし、今回の政治局会議で、プラチャンダが首相に復帰したいという野心をあまりにもあからさまに出したせいだろう。突然、党首を批判してバッタライの側についたという。それだけでなく、党ナンバー4の“プラカシュ”とナンバー5の“バーダル”もバッタライの側についた。つまり、マオイストのトップ5人のうち、党首以外の4人が反党首派として結託したことになる。その結果、政治局会議では過半数のメンバーがプラチャンダ案に反対し、「プラチャンダ以外のリーダーが首相になってでも、マオイスト主導政権を発足させる。ただし、現時点で首相候補は決めない」と決定された。
 
 これを報道したのはKantipur FMだが、これが事実だとすると、マオイストの指導層内で大きな勢力変化が起こったことになる。5月28日の制憲議会の任期延長の前に、プラチャンダは旧国王派と組んで議会を解散させようとした。この企みは党内から大きな反発にあい成功しなかったが、これをきっかけに、党内でプラチャンダに対する不信感が増大したことは予測できる。さらに、党外でも人気のあるバブラム・バッタライを次期首相にしないために、プラチャンダが見せた態度は、バッタライ派の人間だけでなく、自身の支持者のあいだでも疑惑をわかせることとなった。その結果、バッタライ派に多くのリーダーが鞍替えするすることになったことは、マオイストの政治局には、党首の不健全な企みに反発するという、健全な精神がまだ残っていることでもある。
 

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