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今日予定されていた首相選挙は23日に延期となった。ガス・コンロの事故で亡くなったマオイストの女性議員ラム・クマリ・ヤダヴの追悼動議を可決して、今日の議会は閉会となった。議員が亡くなったときの慣習に従ったものだが、奇しくも、統一共産党のカナル議長が提案していたとうりになったものだ。23日に延期となったものの、今の段階では解決の道は見えていない。統一共産党は2人の候補者に立候補を取り下げて、合意の政府樹立のために議会法を改正することを提案している。マオイストはネパール会議派が立候補取り下げに応じればという条件つきで、この提案を受け入れる用意があることを明らかにした。しかし、ネパール会議派は断固として立候補取り下げに応じない姿勢を崩していない。
ここにきて、マオイストとUMLのカナル派が接近していることから、主要3政党内の二極化がさらに進んでいるように見える。ネパール会議派はUMLとマオイストが連立を組むならば、自分は野党にとどまることをよしとする一方で、マオイストの幹部の1人(デブ・グルン)は昨日、UMLのカナルを首相として受け入れる用意があるが、ネパール会議派とUMLのKPオリ、MKネパールは受け入れられないと明言した。マオイストはUMLと2党で、ローテーションで首相を務めることを提案したという報道まである。
ここまでねじれると、もはや投票で決めることも、主要3政党が合意のうえで首相を決めることも不可能だろう。バブラム・バッタライが提案しているように、主要3政党以外の小政党かマデシ政党、あるいは党外の知識人から新首相をというのが、あるいは最善の解決法ではないかとまで思ってしまう。
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