Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 カトマンズのこの季節は長時間停電と渇水で、不便さが増す時期である。一昨年までは水に困ったことがなかったわが家も、昨年の夏から水があまり来なくなった。それでも、親切な隣家から余った水を分けてもらったりして、どうにかやってきたのだが、昨日は数年ぶりで家の下水道の清掃をしたさい、思ったよりも水を使ったために、地下タンクの水がほとんどなくなってしまった。そのため、夜、トラックの水を買った。8000リットルで1500ルピーである。高いのか安いのか、私にはわからない。地下タンクが久しぶりに満杯になるのを見て、これで1月間は心配をせずにすむと安心した。日本の被災者の方たちの不便な生活のことを思うと、住む家があるだけでもありがたいと思う。
 
 「5月28日」まで、あと2ヵ月を切った。もちろん、新憲法は完成には程遠い。今の状況が続けば、期限までに憲法はできないことが確実だ。インドが望めば制憲議会の任期が再び延長されることは可能だが、ネパール会議派とマオイストのバイデャ派はすでに「延長には反対」の意を明らかにしている。最近ニューデリーから戻った“インドのスポークス・パースン”スールヤ・バハドゥル・タパ元首相は「制憲議会の任期延長もあり」という発言をしていた。マオイストのバブラム・バッタライは「任期を延長しても憲法を制定すべき」という見解を明らかにしている。カナル首相もおそらく同じ考えだろう。
 
 ぎりぎりまで危機感が沸いてこないのは、この国の政治家に共通した性格といえるが、与党のマオイストと統一共産党は党内分裂に翻弄されて、組閣もできない状態にある。土曜、日曜とマオイストはシンドゥパルチョーク郡にあるリゾート・ホテルで常備会議を開いた。会議の最大の目的は、最近顕著になってきた3派の対立、とくにダハル派とバッタライ派の対立を解決することだったが、何も結論が出ずに終わっている。 

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