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8月9日のカリコット・ピリ襲撃で捕虜として囚われた王室ネパール軍の60人が昨日、ジャジャルコット軍で解放された。これに関連して今日、マオイストの“ベリ・カルナリ自治共和国政府”がE−メールで送ってきた声明文によると、「13日に、ICRC(赤十字国際委員会)の極西地区代表率いる6人のチームを人民のあいだで迎え、14日朝、捕虜を引き渡した」とある。引き渡した場所はジャジャルコット東部と伝えられているが、おそらく、大きな集会を開いて、捕虜とICRCの人たちに赤いティカと花輪をかけて送り出したのだろう。彼らが“ゲスト”を歓迎・送迎するやり方は私も何度か経験した。この付近には、「人民解放軍の大部隊がいた」と一部メディアが伝えているが、あるいはトップ・レベルのリーダーもいた可能性がある。捕虜たちは今日夕方までにネパールガンジに戻る予定らしい。 |
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2005年09月15日
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またしても、「カンティプル」紙のスクープ。同紙とその英字紙「The Kathmandu Post」が今日、一面トップで3閣僚が2万トンにおよぶ化学肥料の密輸に関わっていたことが発覚したことをスクープした。同紙によると、一昨日夕方、バラ郡Pathlaiyaにある歳入調査局が、化学肥料を積んだ2台のトラックがインドからネパールに入るところを阻止。歳入調査局は公人の汚職を調査する公権濫用調査委員会からの情報で、違法に肥料を入国させようとしたトラックを差し押さえたものだ。同紙によると、この密輸には、肥料業者のほかに、バドリ・プラサド・マンダル農業大臣、ダン・バハドゥル・シャヒ内務大臣、マドゥカル・シャムシェル・ラナ財務大臣の3人の閣僚が関わっていたという。密輸の計画は8日に、農業省で3閣僚と業者、それに農業省次官など数人の高官が参加して開かれた会議で立てられたもの。この会議でこの業者に対して、将来2ヶ月間にわたってインドから自由に肥料を輸入することが許可されたという。そのために、バラ郡とサルラヒ郡の3ヶ所の国境チェックポイントを利用する計画を立て、ラナ財務大臣が税関に、シャヒ内務大臣が警察と治安部隊に、この業者所有のトラックに干渉しないよう指示を出すことになったという。インド政府は化学肥料に対して高い割合の補助金を出す政策をとっており、こうした肥料がインドの外に出ることを厳しく禁じている。インドで1キロあたり8ルピーの肥料がネパールでは22ルピーで売られているという。3閣僚がからんだ密輸計画では、この肥料をインドから輸入し、ネパールで1キロ16ルピーで売ることになっており、業者はかなりの利益を得ることになっていた。計画が立てられた8日の会議では、出席していた官僚が、輸入の違法性を懸念する声を上げたところ、マンダル農業大臣が「自分が面倒を見る」と発言したという。しかし、計画に不満をもった官僚から公権濫用調査委員会に情報がリークし、トラック差し押さえとなったものだ。 |
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