Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 午後8時半の「カンティプル・テレビ」を見て驚いた。マオイストの2人のリーダーが今日、パタンの裁判所に連れてこられたというニュースだった。政治局メンバーのマトリカ・ヤダフと、中央委員代理のスレシュ・アレ・マガルの2人が裁判所の階段を下りながら、右手を上げて「ラール・サラーム」をしているではないか。2人が公の前の姿を見せたのは逮捕後、初めてのことだ。2人は昨年、ニューデリーにあるマガルの隠れ家で、インド警察により逮捕されたあと、ネパール側に引き渡され、カトマンズのチャウニにある軍の施設に拘留されていた。先日、最高裁の釈放命令の直後に再逮捕されたクリシュナK.C.が、「ヤダフの健康状態は非常に悪い」と話していたが、テレビ映像を見るかぎりは、しっかりとした足取りだった。ヤダフは、2001年の第一回停戦中にも刑務所に収容されていたが、健康を害して、ビール病院に移された。このときに、2度病院に会いに行ってインタビューをしたことがある。集会で演説をするのも何度か見たが、非常に攻撃的な演説をするリーダーだ。昨年、逮捕されたときには、「インドのラクノウで逮捕された」と報道されたが、実は、ニューデリーで党首のプラチャンダと会ったあと、マガルの隠れ家にいるところを誰かの情報リークにより逮捕されたというのが真実だ。このとき、情報をリークしたのがDr.バブラム・バッタライ派の中央委員だとプラチャンダ派は疑い、今年になってメディアを騒がせた「プラチャンダ対バッタライ」の党内抗争にも関係があると聞いた。2人は、2003年の1月、マオイストと政府が停戦を宣言する直前に暗殺された武装警察隊長官クリシュナ・モハン・シュレスタ夫妻とボディーガードのケースで、今日、パタン裁判所に出頭したものだ。マオイストは、極秘合意に基づいて停戦を宣言したかった政府に圧力をかける目的で長官夫妻ら3人を暗殺したのが、マガルは「自分は当時、外国部にいたために暗殺にはかかわっていなかった」と証言したという。ヤダフの証言は明後日日曜日の予定だ。

 午前11時半から、Radisson Hotelで一昨日からカトマンズを訪問しているインドの7人の政治家の代表団の記者会見があった。(上の写真)チームを率いるCPI(マルキスト)のシタラム・イェムチュリが、国王派の「政治干渉だ」という非難に対して、「2月の政変直後に、インドのシバセナがカトマンズで記者会見を開いて国王を支持し、シバセナのネパール支部長を任命するのは政治干渉ではないのか」と反論していた。印象的だったのは、「王制」に関しては明確なコメントを避けたことだ。イェムチュリは、「ネパールの政治システムの2本の柱は複数政党制と立憲君主制であるという、インド政府の見解に変わりはない」とコメントしただけだった。

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