Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 「ネパールガンジから西ネパールに行く飛行機に外国人の搭乗禁止」という報道について、昨日会った国連関係者は「事実と異なる」と話していた。実際には外国人の搭乗は禁止されていないらしい。この報道をした「カンティプル」紙はその後、この話題に触れていないが、誤情報を報道したのであれば、正しい情報を報道しなおしてほしい。

 カンティプルFMへの‘襲撃’は相変わらずメディアをにぎわわせている。昨日はネパール・ジャーナリスト連合やネパール弁護士連合など、いくつかの職業人の団体が連名で、最高裁に対して新報道法の廃止を求めるpetitionを出した。一方、カンティプルFMは最高裁に対して政府が押収した機器を返却するよう、訴訟を起こした。

 誰と会っても、「ネパールの政治はこの先どう進むのか」ということが話題となる。しかし、誰にもその答えがない。私はたいていの場合、「結果は見えているが、プロセスがわからない」と答える。‘結果’については、この場に書くことはできないが、絶対王政、国王による独裁体制などという前時代的なことが、長く続くわけはないと信じている。前にも書いたが、「不測の事態」がきっかけとなる可能性が高い。

 昨日の会話のなかで、「マオイストは果たして政治的脅威なのか」ということが話題となった。私も会話の相手も、「米政府がこだわるほどに、彼らは政治的には脅威とはならない」という意見で一致した。マオイストはこれまで、さままざまな局面で妥協の可能性を示唆してきた。第一回対話の際には共和制要求さえも引き下げた。それ以降、マオイストが第一要求として掲げる制憲議会の選挙は、そもそもコミュニストの要求などではない。彼らが人民戦争を始めた動機は当初からあいまいだった。何のために武装闘争を闘うのか、その理由が明確でないのだ。今では7政党や知識人までもが要求する制憲議会選挙の実現のためだけに、彼らは1万数千人の犠牲者を出している人民戦争を始めたのか。彼らの要求が一般化するにしたがい、逆にマオイストの党内に目的意識の喪失という現象が生じる可能性がある。政府側に降伏するマオイストが増えていると伝えられているが、彼らの目的達成が近くなるほど、党組織の弱体化が進むのではないだろうか。

 上の写真はロルパで会った人民解放軍兵士。制服やバッグはタバン村のマオイストの‘産業’が作ったもの。

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