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今朝8時から始まったカンティプルFMでの‘人間の盾'プログラムは夕方まで続いた。昨日午後4時すぎ、情報通信省が同FMに対して、24時間以内に違法にニュースを放送している理由を提出するよう求める'最後通達’を出したことに対して、カンティプルFMのヘムラジ・ギャワリ社長は今日、最高裁に対してこの政府の動きを阻止するよう求める訴訟を起こした。これに対して、最高裁は政府に、法廷でメディア法に関するヒアリングがある30日まで、カンティプルFMに対するいかなる処分も行わないよう命令した。意地になっている政府も、さすがにこの最高裁の命令に背くことはないだろうと、カンティプルFM前に終日集まっていた人たちは、午後4時過ぎ、集会をしたあとに解散した。私も午後4時すぎに同FMに行くと、朝にも見た顔ぶれが大勢集まっていた。Dr.パンデに「一日中、ここを離れなかったのですか」と聞くと、「午前中、一度自宅に戻って食事をしたあと、家にいても一人でつまらないから、またすぐ戻ったんだ」と話していた。Dr.パンデらが再び演説して、最高裁の命令を歓迎していた。政府が最高裁の命令に従うか否かについて疑いが残るものの、命令に背いてカンティプルFMを強制閉鎖するようなことをしたら、政府にとっては自殺行為だ。集まった人たち大勢も同じ考えだった。午後5時すぎ、自宅に戻ると、ネパール会議派(民主)の学生リーダー、カリヤン・グルンが電話をしてきた。つい先ほど、明日のゼネストを呼びかけるデモをしたあと、街路で演説をしていたところ、彼を含めた6人の学生が逮捕され、カマル・ポカリの警察署に入れられているという。カリヤン・グルンとは今朝、カンティプルFMの前で会ったばかりである。明日、7政党は朝からカトマンズ市内のあちこちで小さなデモを出してゼネストを成功させると言っている。午後2時にはバサンタプルで集会の予定だ。どれだけの人が集まるだろうか。 |
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2005年10月27日
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21日夜の出来事以来、カンティプルFMが民主化運動の中心になっている。今朝8時から、プルチョークの高台にある同FMの建物前には政党関係者や市民グループのリーダー、報道関係者ら約数百人が集まった。昨日政府が同FMに出した「24時間」の最後通告に抗議するとともに、予測される政府側のアクションから同FMを守るために、今日は終日、同局の前に座り込みをする。集まった人のなかに市民運動グループを率いるDr.ディベンドラ・ラジ・パンデを見つけて話しかけると、「政党と市民グループが今日、ようやく一緒になった」と話した。Dr.パンデや月刊誌「ムリヤンカン」のシャム・シュレスタ編集長らと話していると、Dr.パンデに「日本政府はいったい何をしているのだ。ネパールの現状をちゃんと理解しているのか」とお叱りを受けた。作家のカゲンドラ・サングラウラは7政党が明日、カトマンズ盆地でバンダ(ゼネスト)を決行することを決めたことについて、「政府はFMをバンダ(閉鎖)して、7政党は首都圏をバンダする。バンダはアルチ(怠け者)が考えるプログラムだ。7政党はバンダではなくて、大勢の人を動員してデモをしてみせるべきだ」と批判していた。午前9時なっても集まった人は減らず、さまざまな人がやってきた。やがて、Dr.パンデらが同FMの玄関前に座り込んだ。政府の「24時間」の最後通告は午後4時すぎに終わる。 |
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昨夜、カンティプル・メディアの電話が不通になったが、どううやらテクニカルな問題だったらしい。政府がカンティプルFM閉鎖のためのステップをとった事に関して、昨日、7政党は党首レベルの合同会議を開き、明日28日、カトマンズ盆地のバンダ(ゼネスト)をすることを決定した。今朝8時からはカンティプルFMに集合して抗議のために人間の輪を作ることになっている。また、明日午後2時からはデモのあと、バサンタプルで集会がある。 |
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午後9時すぎ、「カンティプル」紙の友人が携帯電話から電話をしてきた。カンティプル・パブリケーション(「カンティプル」紙、英字紙「The Kathmandu Post」、カンティプルTV、カンティプルFM)の電話線すべてが先ほどから不通になったという。政府は今日、カンティプルFMがメディア法に反して、ニュースの放送を続けているとして、これに関する説明を24時間以内に情報通信省に提出するよう求める“極秘書類”を送ったが、電話線を不通にしたのは同FMを強制閉鎖させるための準備なのか、あるいはカンティプル・メディアに強制捜査に入るための準備なのか、理由は不明だという。また、友人によると、政府が警官隊を使ってカンティプルFMから深夜に機器を押収した翌日の23日、「カンティプル」と「The Kathmandu Post」が一面で掲載した『国家テロ』と題する社説に関して、同社を起訴する準備もしているという。それにしても、電話を切るとは尋常のことではない。これだけ、国内外から批判が集中しているなか、国王率いる政府は意地になっているのだろうか。また、速報が入り次第、伝えたい。 |
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