Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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新しい噂

昨日、「カンティプル」が、政府が西ネパールの山岳地帯への外国人の飛行機利用を禁止したことを報じた。禁止令は公布されず、アッチャム郡とムグ郡へのヘリコプター飛行許可をとるプロセスで、当局がネパールガンジの飛行場に外国人を乗せるなという指示を出していたことから明らかになったものだ。外国人の飛行機利用禁止令は9月の第三週から出されているという。今になって、禁止する理由は何なのだろう。山岳地帯で空襲などの軍事作戦をするつもりなのか、しかし、マオイストが停戦をしているときに、それも考えられない。外国メディアや国連を含む人権団体が、これらの地域に入ることを阻止する目的なのだろうか。いずれにしても、こうした禁止令が出たのは、私が知る限り初めてだと思う。何か理由があるはずだ。

 ダサイン祭のあいだに国王が新憲法の発布を宣言するという噂に代わり、新しい噂を耳にした。ダサイン祭のあいだに、国王がスールヤ・バハドゥル・タパを新首相に任命するというものだ。最近、7政党のリーダーよりも厳しい言葉で国王を批判しているタパが、国王の任命を受けることがありうるのだろうか。国王は独自の憲法を2002年にすでに作成していると聞いた。中心になって作成したニランジャン・タパがそのご褒美に法務大臣に任命されたのだという。しかし、新憲法をダサイン祭のあいだに発布するという噂は、「可能性が少ない」という声もあちこちで聞く。毎年、この時期になると、巷ではいろんな噂が広まる。

 午後7時半から「カンティプルTV」で、ビジェイ・クマールの筆頭閣僚Dr.トゥルシ・ギリへの1時間におよぶインタビュー番組があった。国王派の人間はどうしてこうも、「外国勢力」のせいにしたがるのだろうか。1990年民主化運動の取材をしていたときにも、話をした国王派の人全員が、「あの民主化運動はインドがやったもの。デモをする人のなかにも、大勢のインド人が混じっていた」と全く同じ内容の話をしていたことを思い出す。ギリもネパールの今の政治に外国勢力が干渉しすぎだと盛んに話していた。ビジェイ・クマールが「干渉を許すのは、ネパールの側にも問題があるからだろう」とふっかけても、聞く耳をもたない。問題解決のためには「和解しかない」と言うが、最も和解を嫌っているのは国王ではないのか。

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