Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

 また、自宅のパソコンの調子が悪くなってしまった。最近の政治展開に関連して、今日新たな情報をえたのだが、パソコンの調整に明日の朝までかかるため、詳しいことは明日お伝えしたい。一つわかったことは、これまでネパールのメディアが報道してきた「ニューデリーでマオイストと7政党の円卓会議が開かれた」というニュースは真実ではないということだ。私自身も‘狂騒曲’にのせられてしまったが、実際に起こったことは実に現実的なことだった。すべてをここに記すことはできないが、ネパールのメディアがいかに信用できないかを実感した。マオイストが一方的停戦を延長するかいなかに注目が集まっているが、1月間延長の可能性があるとも聞いた。ただし、2月8日に市の地方選挙があることから、1月以上の延長はないという。いずれにしても、今週末までにマオイストの側から何らかの声明が出されるだとろう。

 昨夜のBBCラジオ・ネパール語放送のプラチャンダのインタビューは‘ブロックされた’わけではなかったようだ。今朝の「カンティプル」紙が昨夜の出来事の詳細を掲載しているが、ラジオ・サガルマタはプラチャンダのインタビューを放送しないことに決め、音楽を流していたところ、警官隊が局を訪れてスタッフ5人を逮捕し、BBCラジオを放送する機器を押収していったのだという。この際、当局は、「テロリストおよびテロリズムをサポートする放送をしていることが明らかとなったために」放送を中止する命令書と、放送機器の提出を求める命令書をFM側に渡していった。政府が放送機器を押収したのは、Kantipur FMに次いで2度目のケースだ。政府はさらに昨夜、ラジオ・ネパールを通じて放送していたBBC World Serviceの放送を中止し、BBCのネパール語ウェブサイトをブロックした。

 肝心のプラチャンダのインタビュー内容だが、英字紙「The Kathmandu Post」によると、‘同意書’ではあいまいだった王制の問題については、「制憲議会のための選挙が公正に行われ、国民が王制支持をする決断をしたならば、王制を受け入れる。しかし、21世紀の人間が王制を支持するとは思わない」と発言している。もう一つ、あいまいだった武装解除の問題については、「制憲議会選挙の結果が出たあとに解決される」と話している。他の内容については、このインタビューのテープを聞いた後にお伝えしたい。

 7政党とマオイストの‘歴史的同意’後、国内外のジャーナリストがマオイストのbase areaであるロルパに取材に出かけているようだ。それぞれが、‘同意’後、マオイストの側にも、村人の側にも大きな変化があることを伝えている。マオイストのリーダーと話していると、彼らは頻繁に「私たちマオイストが一番の‘シャンティ・プレミ(平和を愛する人)’なのだ」という表現を使う。それが事実なのかどうか、これから試されることになるわけだ。

 BBCラジオのネパール語放送でマオイストのプラチャンダ党首のインタビューを聞こうと、午後8時45分、ラジオ・サガルマタに周波数を合わせると、「今日の放送のほとんどの時間はプラチャンダとの特別インタビューが放送されます」というラビンドラ・ミシュラの声が聞こえた。ところが、海外のニュースを伝えたあと、プラチャンダのインタビューが始まるというときになって、突然、チェロとピアノのクラシック曲が流れだし、放送が中断されてしまった。そこで、インターネットで聞こうと思ったのだが、こちらも「debug」の表示が出てしまい、アクセスができない。仕方がないので、ラジオを短波に切り替えて聞こうとしたのだが、雑音が強すぎて聞き取りにくい。最後のほうで、注目されている「停戦延長」に関する質問に答えて、プラチャンダが「政府が一般人やマオイストの殺害を続けている状況では、延長は難しい。しかし、この1週間のあいだに話し合って決める」と答えたのが、ようやく聞き取れた。

 この直後に一体何が起こったのか知りたくて、友人の記者に電話をしたところ、プラチャンダのインタビューが始まると同時に、警官がラジオ・サガルマタの局内に入り、放送スタッフを逮捕するとともにBBCラジオを放送する機器を押収して行ったことがわかった。これに関する詳細は、事情がわかり次第お伝えしたい。

 「United We Blog!」とnepalnews.comによると、逮捕されたのは局にいたスタッフ5人で、ラジオ・サガルマタは次の指示があるまで、放送を禁止されたということだ。

 カンティプルFMの前例を考えると、当然予測はされたことだが、ラジオ・サガルマタの放送域はカトマンズ盆地のなかだけで、地方では皆、短波で聞いている。都市部でも、BBCのウェブサイトを通じて聞いた人が大勢いたはずだ。現に私の友人は、ウェブサイトを通じて流れたプラチャンダのインタビューを録音しており、明日、そのテープを聞かせてもらうことになっている。FM放送をブロックしたところで、ニュースは流れる。ブロックを試みるほど、インタビューの価値が上がるということに気づかないのだろうか。メディア界を含む各界からの、さらなる反発を招くことになるだろう。

 どうやら、BBCのネパール語のウェブサイトもブロックされたようだ。午後9時ごろにはアクセスできたのだが、その後に(午後10時半)再びアクセスしようとしたら、できなかった。

全1ページ

[1]


[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事