Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 昨日、パタンで起こった市長候補者銃撃事件について、このブログを読んでくださった在住の方から情報をいただいた。犯人がマオイストでなく、個人的な恨みによる犯行の可能性があるということである。確かに、マオイストはこれまで犯行声明を出していない。これまでの例からすると、彼らの犯行でないときには「犯行否定声明」を出すのだが、あるいは、今回に限っては、効果を考えて、しばらく沈黙を保ち、否定声明を出さないことも考えられる。首都圏で活動する特別地区メンバー“プラバキラン”は先日、「選挙に立候補した人は、非常に重大な事態を覚悟するように」と警告する声明を出したが、問題は、首都圏にこれだけ大勢の治安部隊が動員されているにもかかわらず、犯人が捕まっていないことである。

 マオイストのベース・エリア、ロルパに近いダン郡ゴラヒに住む友人の日刊紙記者がE−メールで、「今朝から、ゴラヒでは政党活動家の逮捕が続いており、これまでに11人が逮捕された」ことを知らせてくれた。ほとんどが早朝に、私服警官により自宅から逮捕されたようだ。政府は、デモや集会を組織する中堅レベルの活動家を、なるべく大勢逮捕して勾留する戦略をとっているようだ。各地で政党活動家や学生リーダーの逮捕が伝えられている。

 マオイストがシッダルタ・ハイウェーを封鎖しているというニュースがある。バグルン付近の道路も封鎖しているというニュースもあった。人民解放軍の大きな部隊が移動するためか、あるいは、この付近で大規模襲撃を計画している可能性がある。

 昨日、ネパールガンジで「交戦に巻き込まれて女性が1人死亡した」というニュースが報道されたが、英字紙「The Kathmandu Post」は「警官の家で警官が少女を殺害」という見出しをつけたトップ記事で、その真相を伝えている。記事によると、真相は、「バンケ郡警察署の前にある警察官の貸し部屋に押し入った警官が無差別に発砲。警察官の妻とともにテレビを見ていた15歳の近所の少女が、弾にあたって死亡した」のだという。警官の妻も負傷し、その写真が一面で掲載されている。少女が残した最後の言葉は「おばさん、弾に撃たれた」というものだったと妻は証言している。警官がなぜ発砲したのかについては書かれていないが、警官内部、軍内部で常軌を逸した行動をとる人が増えていることが懸念される。

 昨日、パタンでラリトプル市の市長候補が何者かに撃たれたあと、政府は首都圏の立候補者をカトマンズ市内のハルチョークにある武装警察隊本部に保護し始めた。しかし、一時的に保護したところで、どんな意味があるのだろう。これでもまだ、選挙を強硬しようとする政府の考え方が理解できない。

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