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対話は今日も合意に達することができずに終わった。一昨日の対話で合意事項案を用意する責任を与えられていた政府側・マオイスト側の対話団が今朝までにそれを用意できなかったために、今日午前中からネパール会議派、統一共産党、ネパール会議派(民主)、マオイストの4政党の党首会談を開いて、午後2時からの本会議に備えたが、この会議でも合意に達することができず、本会議は半時間ほどで「15日午後2時から対話再開。その間に各自ホーム・ワークをすること」となったようだ。FMラジオによると、マオイスト対話団のクリシュナ・バハドゥル・マハラは対話は以前よりもポジティブになってきているとコメントしている。デブ・グルンはコイララ首相率いるネパール会議派が王制にこだわっていることが対話の最大の障害となっていると発言しているが、暫定憲法の内容やマオイストの武器管理に関しては、実は7政党間でもほとんどの事項について意見が一致していない。マオイストは現在、「武装解除」を対話の席での最大の“武器”として、制憲議会選挙の前に王制廃止を実現しようと試みている。統一共産党もどちらかというとマオイストに近い姿勢だ。ネパール会議派内でもラム・チャンドラ・パウデルは「わが党は王制を支持などしていない」と、王制に関しては党内で意見が分裂していることを示唆する発言している。むしろ、王制にこだわっているのは、コイララ首相とラム・サラン・マハト財務大臣の2人を筆頭とする一部の勢力といったほうが正確だ。昨日、バガルコットで開かれたマオイスト側とネパール会議派の会議で、プラチャンダは制憲議会選挙の前には「国王を無力とする」ことを暫定憲法に明記することで合意したとも伝えられている。水面下でさまざまな取引が進んでいるようだ。 |
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2006年10月12日
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