Kathmandu Journal

東日本大震災の被災者の方たちの復興を祈って

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 今日、日本から戻りました。1年半ぶりの帰国だったが、何しろ時間が足りずに、あっというまに過ぎてしまった。日本に住んでいたときの癖で、帰国すると、まず本屋さんに足が向いてしまう。移動の途中やちょっとでも時間があると、本屋さんに行く。かつて編集者をしていたときには、まるで活字中毒のように本や雑誌を読んだ。ところが、ネパールでの生活が長くなるほど、日本語の本から遠ざかってしまった。何しろ本が高いこと。そして、日本に帰るインターバルがしだいに長くなっていったことが原因だ。最近は、活字に対する欲求は、もっぱら英語・ネパール語の新聞と雑誌を読むことで満たしている。それでも、久しぶりに日本に帰ると、なぜか本屋さんに足が向いてしまうのは、やはり昔の習性のせいなのだろう。買いたい本はたくさんあるが、何しろ日本の本は値段が高い。私の今の経済状態では、そうたくさん買うわけにはいかない。どうしても、仕事と現在の興味に関連した本にプライオリティがいってしまう。今回は、「国家」と「毛沢東」の文字がタイトルにある本に、つい手が出てしまった。いずれも現在、私が興味を持っているテーマだ。

 さて、留守にした10日のあいだにも、いろいろな動きがあったようだ。先週、パルパでまた交戦があり、5日夜にはイラム郡の郡庁所在地が襲撃された。今日もチタワンで治安部隊のメンバーが2人、マオイストに射殺されている。一方、先週末から、ニューデリーを舞台にした7政党とマオイストの第二ラウンドの“地下対話”が始まった。官憲からねらわれているネパール統一共産党のバムデブ・ガウタムやジャラナス・カナル、ネパール会議派のクリシュナ・シタウラ、そして、人民戦線ネパールのアミク・シェルチャンらが、またニューデリーに集合しているらしい。彼らとマオイストのあいだの仲介役を務めてきた“プラカシュ”もニューデリーにいると聞いた。マオイスト側は誰が代表なのか不明だが、前回、メディアからの異様な注目を受けたことから、あるいは安全のために党首プラチャンダは出てこない可能性が高い。先日、カブレの集会で会った、第一回対話団メンバーのアグニ・サプコタもインドにいると聞いた。おそらく、マオイスト側もセカンド・クラスのリーダーが出てきているのだろう。

 戻ったばかりで恐縮ですが、明日からまた留守にさせていただきます。今度もまた、“西”へ行ってきます。14日からは無期限経済封鎖が始まり、ハイウェーなどが閉鎖される可能性が高いため、カトマンズに戻る日程は不明です。今回は最終的な行き先も、行ってから決まるという、行き当たりばったりのような取材であるため、あるいは少々長くなる可能性もあります。反国王勢力は1990年の民主化記念日である4月8日までに「決着をつける」としていますが、はたしてそれが可能か否か。しばらく、カトマンズからお伝えすることはできませんが、この時期に、地方から中央政界を眺めることも、歴史の観察者として大事なことだと思っています。地方の最新情報をもってきたいと思っています。

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