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私が最も信頼する外国人のネパール政治アナリストが(彼のとてつもなく広範な情報源と正確な分析、そしてネパールに対する深い愛情がその根拠)、コイララ首相とその側近(シタウラ内務大臣とマハト財務大臣)の愚かな攻略を懸念している。コイララ首相がギャネンドラ国王とのあいだで取り交わしたdealingの内容が、ここ数日の政府の行動から大体明らかになった。コイララは、国王がCeremonial Monarchyを受け入れるのであれば、「共和制にはしないこと」「軍内部の大幅変革をしないこと」を国王に約したのだと想像できる。ラヤマジ委員会の要請にもかかわらず、今にいたるもピャルジャン・タパ軍参謀長を解任していないこと。コイララが南アジアのジャーナリストの代表団の前で「国王がLord Pashupati(パシュパティの神様)のようになるのであれば、どんな害があるというのだ?」と発言したことからも、それがわかる。コイララがCeremonial Monarchyの支持者であることは、これまで何度も表明してきたことだ。その政治アナリストは、コイララは今もマオイストを信じておらず、軍の大幅改革をしない代わりに、軍を自らの影響下に置こうと試みているのだろうと言う。しかし、コイララが愚かなのは、軍と国王の歴史的に深い深い関係を理解していないことだ。軍の名前を変えたところで、あるいは統帥権を首相に渡したところで、ナラヤンヒティ王宮に国王がいるかぎり、軍は「国王のもの」でありつづける。マハト財務大臣はすでに、「軍事予算の削減は難しい」という発言さえしている。タパ軍参謀長はあと2ヶ月ほどで引退を控えている。今解任されたとしても、実は、大勢にはそれほど影響のないこと。必要なのは、王室と軍の関係を根本から絶つことである。そのためには、軍内部の大幅な改革、あるいは共和制の実現が不可欠だ。 |
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2006年05月15日
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