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ラムサラン・マハト財務大臣が昨日の国会で、国王率いる前内閣の財政的不正を暴露した。まず、2300万ルピーがさまざまなメディア関係者にばら撒かれていたことが明らかになった。国王派メディアの「People’s Review」のジャスダ・プラダン女史が66万ルピーを、国営メディアの「ゴルカパトラ社」が614万ルピーをもらっているだけでなく、全国紙の「Nepal Samacharpatra」「Rajdhani」「Himaraya Times」がそれぞれ、365万ルピー、78万ルピー、48万ルピーを受け取った。さらに、レポーターズ・クラブの主催者リシ・ダマラまでが2万ルピーを受け取ったことも暴露された。さらに、王室が現会計年度の9ヶ月間で7億5110ルピーの国家予算を使っていたことも明らかになった。このうち、1億6220万ルピーは「目的が何もない」外遊として話題になった昨年12月のアフリカ外遊とSAARCサミット出席で費やされた。昨年秋、国連総会に出席することになっていた国王が、ブッシュ大統領に晩餐会に招待されなかったために直前で“ドタキャン”した外遊では。キャンセル料として590万ルピーを支払ったという。とんでもない国家予算の無駄遣いだ。 |
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2006年05月16日
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7政党は今日、またしても醜態をさらけだした。今日の国会で、国王の権限と軍改革を迅速に進めるために、国会(下院)に最高権力を授与するための「国会宣言2063」が採択されることになっていたのだが、それが延期された。午前中に開かれた党首会議で、ネパール会議派(民主)のシェル・バハドゥル・デウバ党首が、「国王が軍の最高指揮官であるべきだ」と主張しだしたのがその原因だと伝えられている。7政党はこの宣言のなかで、王室評議会の廃止、国王の資産にも課税する、国王も違法なことをした場合には裁判にかけられるなどの国王特権の廃止に加えて、国王が保持する最高指揮官のポジションの廃止、軍の名称をネパール軍に変える、軍参謀長は国会内に設置されて委員会が首相の推薦のもとに任命するなどの軍改革をの基本方針を宣言することになっていた。しかし、デウバ元首相が上記のようなことを言い出して「ごねた」ために、宣言分の内容について合意を取り付けることができなかった。デウバが今になってこんなことを言い出した真意は不明だが、夫人がラナ家の出身で、軍内部に姻戚関係にある者が多いこと。夫人の親戚が武器輸入に関するビジネスをしていることなど、彼と軍との密接な関係を思えば、想像はできる。デウバが首相だったとき、軍にやりたい放題のことをさせ、南アフリカに行く予定でネパールを発ったにもかかわらず、それをキャンセルしてベルギーに武器の買い付けに行った話しはあまりにも有名だ。私はデウバ元首相はネパールの歴代首相のなかで、最も愚かな首相だったと思っているが、ここにきて“ボロ”を出したようだ。今日夜までに決まると言われていた内閣拡大も、デウバの政党が入閣者の名前を提出しなかったために遅れている。 |
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